知識蓄積ノート【投資・FIRE】

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「仕事のライフワーク化は可能ですか? 2」

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仕事のライフワーク化は可能ですか?
 
もし、不労収入だけで生活費を賄える状態を作り出せるのなら、お金のために働く必要がなくなるのだろうか。純粋に私が得意なこと、情熱が持てることを、収入度外視で挑戦してみるというやり方はあり得るのだろうか。
 
人生は一度きり。
その一度きりの人生を、お金のためだけに自分が望まない毎日を生きて、ストレスだらけの環境で毎日「今日が早く終わらないかな」と願いながら生きているのは何かが間違っている。少なくとも、その状況にいるのだとしたら、その状況をいかにしたら脱することができるかを必死になって考えるべき。
 
もしそうだとしたら、私にとっての進むべき道はどのような方向になるのだろうか。
私自身が得意なこと、情熱が持てることとは一体どのようなものになるのだろうか。おそらくそこを突き詰めるべき。そして日々のスケジュールの中でその得意なことを徹底的に磨くような努力をするべき。
 
 
職業転換プログラム
 
一年前に転職した。
それは、職種としては同じだったが、作るものを変えるというものだった。社会人になったときから、この社会という場所に私の居場所が無いようなそんな感覚を覚えていた。
 
就職する前年の内定式に出席した時に、
「何で私はこの場所にいるんだろう?」
と不思議だった。何度も自分に問いかけていたのだけど、どこにも答えは見つからなかった。
 
就職してすぐに販売実習というものがあって、会社の製品を使用している顧客に対してアンケートを取りに歩き回った。そのときも、
「何で私はこんなことをしているんだろう?」
と強い疑問を感じたけど、それに対してもどうすることもできなかった。
 
就職してからは、目の前の仕事に追われて気が付くと10年以上が経っていた。何かまずいような思いにかられた。このまま自分が望まないことをしたまま人生を浪費していくことに、私は恐怖にも似た後悔を感じつつあった。
「子供の頃に描いた未来は、今の私の現実と大きく乖離していた」
 
転職は一つの実験だった。
おそらく企業を変えたところで、私の気質を考えると何も変わらないという思いはあった。だけど、それは一つの仮定でしかなかったから、それを実際に試してみようと思った。そうしないと何も変えられないし、前には進めないように感じた。
実際に転職してみて、やはり何も変わらなかった。だけど、それが分かっただけでもこの転職には意味があるのだと思った。まだ人生転換プログラムは途中段階でしかない。次のステップに進むべき