これからの人生をどのように生きていくべきか。
「人生戦略」はどのような順序で考えていくべきなのか。
①最終的な目的地は?
そもそも、私に与えられたこの一度きりの人生においてどこを目指したいのか、その具体的なイメージが自分の中になければ戦略なんて作れるわけがない。
ただ、その目的地は人生のフェーズによって色々と変化することもありえる。大切なのは常に内省し、必要に応じて軌道修正すること。その仕組みを習慣として作りあげること。
では、今の私自身はこの一度きりの人生において何を成し遂げたいのだろうか。
自由に生きられる状態
国や企業に束縛されない状態。
どこで誰と何をして働くか、それを私自身が決められること。
そのことは非常に大切だと考えている。その状態がなければ、それこそ外部の圧力の中で自分が望みもしないことをやり続ける羽目になってしまう。
この考えは約17年前に大学院を卒業して社会人になった時から、そして約2年前に転職した時から全く変わらなかった。
前職の時は本当に自分が望みもしないこと、私自身が不得意なことを強いられていて、毎日が心身ともに消耗するような生き方をしてしまっていた。私自身は企業の中で生きていくのは向いていないと思っていたし、一日も早くその枠組みの外に出ようと思っていた。
約2年前に転職したのは、最終的に個人で生きる状態に進むにしても、一度別の企業で働くということを経験しておくのも有益だと考えたから。本音を言うと、そのときの直接「退職、独立」に進むだけの覚悟や準備が無かったから。
結果的に言って、転職して良かったと考えている。
別に今の会社に定年までいようという考えは全く持っていない。それでも、全く別の二つの企業で働くことによって自分自身の視野を少しだけ広げることができた。二つの全く異なる環境に自分を置くことによって、私の汎用的な強みは何なのかについて知ることができた。