知識蓄積ノート【投資・FIRE】

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㉘セミリタイアについての基本的な考え方:メーカー中途採用への応募(退職手続き)

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賃貸契約

 
物件の内見をした次の日には、不動産会社に電話をかけて
 
「契約します」
 
という返事をした。その翌月からの契約になるため、さっそく次の土日に再び不動産会社を訪問して賃貸契約することになった。
 
 
 
 
転居先を決めるという大きなヤマを越えると、次に数えきれないほど多くの作業が待っていた
 
それまで住んでいたマンションの解約手続きをするためすぐに不動産会社にコンタクトを取る。続いてそれまでの住居における電気ガス水道の解約手続き。そして新しい住居における電気ガス水道の契約手続き。
 
また、引っ越し先にはできるだけ最小限のものだけを持っていこうという思いがあったので、多くのものの廃棄作業も色々と手間がかかるものだった。デスクトップPC、プリンターの廃棄にはそのメーカーに連絡して引き取ってもらう。また、カーペット、自転車、物干しざおは粗大ごみとして捨てるために自治体の粗大ごみ受付に連絡をして、引き取りの予約を取った。
 
 
 

退職手続き

 
それまで勤めていた会社での退職手続きも進める必要があった。
 
退職という作業を当然今まで一度もしたことが無かったので、まずどのような作業が必要かの情報を集めて整理する必要があった。しかも過去に退職という手続きを経験した人の話を聞くこともできなかった(当然、そのような人は会社からいなくなってしまっていた)し、「退職」という作業を会社が大々的に提示することは無く、非常にわかりづらいところに情報が提示されていたりした。それを一つ一つ集め、整理し、どのような作業が必要かを把握することからする必要があった。
 
電子上で決めらたフォーマットで退職届があり、それに記載し上司に承認依頼を出すこと。
その中で退職届をプリントアウトするページがあり、そのプリントアウトした書類に署名捺印をして人事に送付すること。
また、コーポレートカードの解約手続きも必要だった。
 
 
 
勤務中の合間にそれらの手続きを行い、また、退職に向けての身辺整理も進めていった。
 
私個人が所有していた様々な評価用部材や評価用部品もケースに一杯に持っていたので、基本的にはそれらはすべて捨てていった。また、机の引き出しに一杯になっていた様々な書類も同じように捨てていった。もやはこの会社に居続けることも無かったので、何の躊躇もなく捨てていく
 
 
 
そのような日々の中で、センター長が話をしたいということで打ち合わせが設定された。
その当時のセンター長は、以前の部署で私の上司だったこともあって面識があった。
 
センター長は私に対して色々な話をするなかで、私に一つの質問を投げかけてきた。
 
これから先、何をするのですか?
 
これまでは上司のN氏にも、〇〇室長にも転職することは伝えても、具体的にどこに会社に転職するのかは話さなかった。それは転職するB社が、そのとき勤めていた会社のある意味では同業他社ということもあった。私はセンター長の質問になんて答えるかを少し迷った。そして、
 
もうすこし踏み込んで言うと、作る製品を変えようと思っています
 
と答えた。
 
センター長はこれ以上追求はしてこなかった。