知識蓄積ノート【投資・FIRE】

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東京国立博物館 特別展「国宝 東寺―空海と仏像曼荼羅」

勤めている会社の部署の方針で年休を取らなければならなかったので、木曜日に会社を休んだ。平日に会社を休むのは去年の8月に転職のため、前職の会社を辞めて以来だった。
 
せっかく平日に休みを取ったのだから、それを有効に使いたいということで、以前から少し気になっていた東京国立博物館の「東寺展」に行ってきた。
 
さすがに平日ということで人ではそれほどでもなかったけど、それでもやや混んでいるという感じ。気になったのは、展示を見ている人たちの中で年配の人が多いということだった。おそらく老後で時間が有り余っているから、平日に博物館にも集まっているのだろう、そんなことを考えながら展示を見ていった。
 
東寺と言えば空海ということらしいが、そこら辺の基礎知識もなく行った。ただ、展示には様々な説明文も書かれていて、それを読みながら展示を見ていけば、東寺や空海の背景も知ることができた。実際の遺物を見ながら歴史を学ぶという点でも、このような展示に足を運ぶ意味があるように思う。
 

 

写真OKのコーナーで撮影した写真。

 

国宝 帝釈天騎象像 平安時代・承和6年(839) 東寺蔵

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特別展「国宝 東寺―空海と仏像曼荼羅

https://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1938

東寺(教王護国寺)は、平安京遷都に伴って、王城鎮護の官寺として西寺とともに建立されました。唐で新しい仏教である密教を学んで帰国した弘法大師空海は、823年に嵯峨天皇より東寺を賜り、真言密教の根本道場としました。2023年には、真言宗が立教開宗されて1200年の節目を迎えます。
空海のもたらした密教の造形物は、美術品としても極めて高い質を誇り、その多彩さや豊かさはわが国の仏教美術の中で群を抜いています。
本展は、空海にまつわる数々の名宝をはじめ、東寺に伝わる文化財の全貌を紹介するものです。空海が作り上げた曼荼羅の世界を体感できる講堂安置の21体の仏像からなる立体曼荼羅のうち、史上最多となる国宝11体、重文4体、合計15体が出品されるほか、彫刻、絵画、書跡、工芸など密教美術の最高峰が一堂に会します。東寺が1200年にわたり、空海の教えとともに守り伝えてきた至宝をご堪能ください。