2月26日(土)。
今年の確定申告が終了。
午前11時から確定申告の手続きを開始して、ようやく終わったときには午後1時になろうとしていた。なので作業時間は約2時間。
その2時間の作業の対価として、今年の還付金は176,218円。
十分に元が取れるでしょう。
毎年この時期になると「確定申告をしなければ・・・」と気が重くなる。
だけど、以前に比べればその手続きの手間は格段に減っている。
特定口座(源泉徴収なし、源泉徴収あり)
株式投資を開始した当初(今から10年以上前)は、「源泉徴収なし」の特定口座を利用していたこともあって、株式投資で利益が出れば毎年税務署に確定申告に出向く必要があった。
その当時は電子申告は一般的ではなかったし、税務署は平日しか手続きをしていなかったから、わざわざ有給休暇を取得して平日に税務署に行っていた。
申告用の書類を事前に入手して、休日に手書きで数字を書き込んでいく。
それを持って平日に税務署に行き、そしてその足で税金を納めるために郵便局に向かう。それがひどく手間だった。
だけど、今は特定口座は「源泉徴収あり」に切り替えたので、そもそも株式投資で利益が出ても確定申告する必要がなくなった。
「源泉徴収あり」であれば、株式の売買を決済した段階で利益が出ていれば証券会社の方で税金を自動的に徴収してくれる。
ただし、「源泉徴収あり」であっても、損失が出て損益通算 や損失の繰越手続き をする場合は確定申告をする必要がある。
それに今回は、去年から米国株投資を開始していたので、確定申告の中で外国税額控除の申請も必要だった。
電子申告(e-TAX)
それでも今や確定申告は、次の2点の事前準備さえ終えてしまえば完全に電子手続きのみで完結する。
電子申告(e-Tax)をするための事前準備
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2019年の確定申告の際にこの事前準備をすでに完了していたので、当然今年も家に居ながら確定申告の手続きをすべて完了させた。しかも電子申告(e-Tax)であれば、必要な項目さえ記入していけば、システムの中で税額計算は全て自動でやってくれる。
便利な世の中になったものだ。
確定申告を終えて
今回、確定申告を自分一人の独力でやってみて感じたのは、「 FP2級の知識が意外と役にたっているなぁ 」ということだった。
お金についての体系的な知識を蓄積したいと思い立って、去年の1月にFP3級、そして同じく去年の5月にFP2級を取得していた。
確定申告の各項目を入力していく際に、その項目の意味や関連性も十分に認識したうえで記入していくことができる。以前も自分なりに試行錯誤しながら確定申告をしてはいたのだけど、その理解度はぐっと上がっている実感があった。
やっぱり、「知識は武器になる」は本当かもしれないね。