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アーリーリタイア前に読んでいた本:Dark Horse(2)

 

私がアーリーリタイア前に何度も読み返していた本、「 Dark Horse」。

 

 

Dark Horse

 

 

higeyarou79.hatenablog.com

 

 

 

この本を読んで、私も「Dark Horse」のような生き方をしたいと思った。

 

では、どうすれば「Dark Horse」のような生き方が出来るのか。

 

著者は、本の中で4つのルールを述べている。

 

 

ルール① 大事なのは、「大きな情熱」よりも「小さなモチベーション」

人間には驚くほど多様なモチベーションがある

 

極めて個人的で細分化された「小さなモチベーション」が、自分らしく物事を成し遂げていく人生において何よりも不可欠

 

ダークホースたちは、「競争心」や「創造性の希求」のような(よく褒めそやされる)普遍的で漠然とした動機とは対照的に、きめ細かく特定された、自分自身の(いわば偏った)好みや興味に突き動かされていたことを明らかにしている。

 

「小さなモチベーションを見つける」が、ダークホース的な発想の最重要かつ第一の要素なのだ。

 

ダークホースたちにとって、情熱は多元的で動的なものであり、なおかつ、常に本人の意思で制御されるべきものである。

 

情熱を生みだし燃え立たせる鍵は、あなたの中で最も熱く燃えるひとつのモチベーションに従うことではない。むしろ、意図的にできるだけ多くの異なるモチベーションを活用することだ。

 

「情熱に従った生きた方が成功する確率は上がるし、後悔の無い人生を生きられる」

多くの先人はそのようにいう。

 

ある意味、分かりきったことだ。

 

 

だけど、私はその道を進もうとしてすぐに途方に暮れて立ち尽くしてしまう。

そもそも、私にとっての情熱って何だろう?

私にとってそれが最大の問題だった。

 

 

大きな一つの情熱があるのではなく、やっていて何かワクワクする、楽しい、時間を忘れて取り組める、そのような小さな作業たちの塊にこそ、意義があるのだということ。

その「小さなモチベーション」という考え方。

 

この考え方は、私が初めて目にして考え方だった。

 

 

ルール② 「自分に合った道」を選択する

情熱を目的に変換するための手段、それが選択だ。

 

本当の選択権とは、あなた自身の中にある「好きなこと」「小さなモチベーション」が、より多く生かされる機会を見つけて選ぶ権利である。

 

自分自身の「 能動的な選択

 

自分自身を知り、それを基に自信をもって行動することによって、自分の運命をコントロールできるようになるということだ。

 

どの道を進むか。

何をして生きるか。

それを自分で能動的に選択するということ。

 

そのためにはもちろん自分自身を知らないといけない。

 

自分自身で選択することによって、初めて自分の人生を自分でコントロールできるようになる。

 

 

5年前の転職も私は自分で選択した。

将来的にアーリーリタイアを目指すうえで、転職経験は有用だと考えたからだ。

 

そして次に、自分の人生を自分の手に完全に取り戻すために、私は会社を辞めて何としてもアーリーリタイアに進みたかった。

 

 

ルール③ 独自の「戦略」を考え出す。

自分自身の強みを案内役にして、独自のトレーニング方法や習得方法を探し出すこと

 

「人の強み」と「やりたいこと」は、基本的にまったく別もの

 

われわれの脳は、「自分の強み」を直観的に知るようにできていない。

 

強みとは学びを通じて構築されるもの、たゆまぬ努力によって得られる能力

 

強みは、また、状況によって変わるもの

 

戦略を選ぶことは、どのように試行錯誤するかという問題

 

自分に合った戦略を見つけるプロセスは、発見と修正を何度も繰り返すという点で、きわめて動的である。

 

何か決まったやり方があるわけではない。

人が千差万別であるように、方法も千差万別。

 

大切なのは、自分自身を知り、自分に合った戦略をとること。

そして、その結果を客観的に分析して、必要に応じて軌道修正していく勇気。

 

 

ルール④ 「目的地」のことは忘れて、充足感を今抱いているか自問する

時間は「相対的」なものだ。上達のペースは、個人が選択する個々の機会と、その人が試してみる個々の戦略によって決まる。

 

「テニスをマスターするには、平均してどれくらいの時間がかかりますか?」「有機化学を理解するのに、どうして僕は同級生たちよりこんなに時間がかかるんだろう?」などと無意味は質問をするのはやめて、ただ、あなたはこう自問すべきだ。

これは、自分にぴったりな戦略だろうか?

 

対処法がひとつある。それが「目的地は忘れろ」という指令だ。旅路の果てを見通すのではなく、目の前にあることに集中せよ、と。

 

なかなか前に進めないと、人は焦ってしまう。

「いつ目標を達成できるのか」

そのことばかり気にしてしまう。

 

だけど、本当に大切なのは、「目の前のこと(小さなモチベーション)」に集中すること。

そして、自分の強みと自分のとっている戦略が合致しているのかを考えること。

 

 

 

 

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