知識蓄積ノート【投資・FIRE】

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100年ライフ:選択肢をもっておくことの価値

 

転職して分かったこと

 
 
ある本に、「人生において重要なのは選択肢を持てる状態を作ること」と書いてあった。
 
確かに、今働いている企業がブラック企業長時間労働を強いられる環境に居る場合、他に選択肢がなければその場所にしがみついていなければならなくなってしまう。
 
例えば住宅ローンを抱えていて、毎月の支払いがある。それなのに貯金は数か月分の生活費を賄う分しかない。そのような状況にある場合、簡単に「退職、独立」なんて選択肢が選べるわけがない。
 
その「選択肢を持つ」ということは金銭面だけではなく、実際の働く上でのスキルにも言える。
今働いている場所から得られる知識であったりスキルが、その場所でしか通用しないようなものだった場合。確かにその場所で働き続ける上ではその知識やスキルは必要になるのだろう。だけど、他の場所に移った場合に全く無価値になってしまうような知識、スキルだったとしたら、簡単に転職であったり独立のような選択ができるだろうか。まだ若ければ新しい知識、スキルを一から身につけ直すよう考え方もできるのだろうけど、ある程度年齢がいってしまうとそれも難しくなる。
 
 
 
私が2年前に39歳で転職したのも、その「選択肢を持つ」ということも一つの目的だった。
最終的には退職、独立を目指しているのだけど、それでも新卒から14年間居続けた会社を辞めて直接独立に進むよりも、間に一つ別の企業で働くという経験を挟むことは悪くないと考えた。それによって視野は少しは広がるだろうし、自分の中の知識、スキルで何が汎用的な強みとして適用できて、何が弱みになってしまうのかもより客観的にわかるのではないのかと考えた。
 
 
 
私の強み
・知識:知識は武器になる
・アイデア:アイデアには価値がある
私の弱み
・協調性、リーダーシップ
 
 
これが、転職したことによってよりはっきりと分かったことだった。
私が弱みとするところで勝負したとしたら、その先に未来があるわけがなかった。
 
 
 
 
 
選択肢をもっておくことの価値が増す
 
人生が長くなり、人々が人生で多くの変化を経験し、多くの選択をおこなうようになれば、選択肢をもっておくことの価値が大きくなる
私たちはなにかを選択するとき、それ以外のなにかをしないと選択することになる。要するに、選択するとは、選択肢(=オプション)を閉ざすことに他ならない。
 
人生の選択に関しても、「オプション」には価値がある。
人生が長くなれば、変化を経験する機会が増えるので、選択肢をもっておくことがいっそう重要になる。