株価チャート
22年12月の54ドルを天井に株価調整。
ただし直近では39ドルを底値にしてやや株価は持ち直している。
週足で見ても、今の水準であれば買っていってもいいかな。
日足チャート
週足チャート
売上高、営業利益
22年12月期
- 売上高:1,003億ドル
- 営業利益:365億ドル
- 営業利益率:36.3%
ある程度巨額の利益をコンスタントに維持している。
21年、22年と大幅な増益となっているのはコロナ関連の利益が寄与しているのか。
それが今期以降どのように推移していくかが一つのポイント。
営業利益率も36%強と非常に高い。
配当
- 配当:1.64ドル
- 株価(4/16):41.19ドル
- 一株利益:5.47ドル
- 配当利回り:3.9%
- 配当性向:29.9%
配当利回りは4%は切ってしまっているけど、ほぼほぼ4%を維持。
配当性向も30%程度と特に問題なし。
12年連続増配中。
バランスシート
自己資本比率が48%と高いわりに、自己資本利益率も32%と十分高い。
資本を有効活用して利益を生み出すことが出来ている。
キャッシュフロー
- 営業CF:292億ドル
- 投資CF:-157億ドル
- 財務CF:-148億ドル
製薬事業から約3兆円という巨額のキャッシュを作り出すことが出来ている。
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2023年3月17日
[16日 ロイター] - 米食品医薬品局(FDA)の外部の専門家からなる諮問委員会は16日、米製薬大手ファイザーの新型コロナウイルス感染症の経口抗ウイルス薬「パクスロビド」について、重症化リスクの高い成人を対象とする使用の完全承認を圧倒的多数で推奨した。
2023年2月1日
[31日 ロイター] - 米製薬大手・ファイザーが31日に示した2023年の新型コロナウイルスワクチンと治療薬の売上高は、予想を超える減少となった。各国政府が新型コロナワクチンと治療薬の発注を削減し、在庫処理を進める中、投資家の懸念が強まっている。
アルバート・ブーラ最高経営責任者(CEO)によると、23年下半期に新型コロナワクチンを政府への直接販売から国内の商業ルートを通した販売に切り替える。商業販売に移行後は国内の販売価格を約4倍に引き上げたい考え。
ブーラCEOは、新型コロナ関連製品にとって23年は「移行期」になるが、24年には成長に転じるとの見方を示した。
まとめ
現時点での利益構造、財務構造は特に問題無さそう。
ディフェンシブ株としてリスクを限定してポートフォリオに加えるのはありかな。