株価チャート
22年7月の8,200円を天井に緩やかな下降トレンド形成中。
週足で見るとコロナ禍の最中4,500円まで一時は下がったけど、この1年半で8,000円まで上昇。その間の上昇幅は約80%。さすがにここらあたりが天井になるのか?
日足チャート
週足チャート
23年3月期 第1四半期決算
決算発表日:2022年8月5日
売上高、営業利益
- 経常収益:+11.9%
- 経常利益:-23.8%
- 純利益:-22.0%
経常収益は11%増と大きく伸びているのだけど、一方で経常利益、純利益は20%を超える減益。
そのため利益率も大きく低下。
ただし、一過性の影響で約550億の減益となっているとのこと。
- 6月発生の震災を含む国内自然災害の影響:▲約170億円
- 南アフリカ洪水の影響:▲約90億円
- 1Qのコロナ関連の影響:▲約30億円
- 為替の影響:▲約260億円
一過性の影響を控除した第1四半期の進捗率は40%と、過去5年平均38%対比でみても一応はオンベースらしい。
配当
22年10月1日に、普通株式1株につき3株の割合で株式分割を予定しているとのこと。
それを考慮しないと年間配当は300円。配当利回りは3.9%とそれなりには高い。
一方で配当性向は47%程度とそれほど高いわけでもない。
ある程度はこの水準の配当金の拠出は維持できるかな。
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2022/08/09 日本経済新聞
新型コロナウイルス感染拡大の影響は保険会社の業績を直撃し始めた。
震源地は海外だ。東京海上ホールディングス(HD)は5日の投資家向け広報(IR)説明会で5割弱を出資する台湾の持ち分法適用会社で2022年7~9月期に539億円の損失を計上する見通しであることを明らかにした。他社にも影響が広がる可能性がある。
損害保険大手3グループが5日発表した2022年4~6月期の連結決算は3社が減益となった。
3グループ合算の純利益は計2267億円と前年同期比で33%減った。新型コロナウイルスの流行で落ち込んでいた経済活動が徐々に再開。自動車の交通量が回復するのに伴って事故も増え、自動車保険の支払額が計5673億円と8%増えた。
まとめ
それなりに配当利回りも高く、配当性向も低く抑えられている。
ただ、やはりこの1年半の株価上昇を受けて、配当利回りが下がってきている。
今の水準では中々買い候補には入れづらいかな。
市場要因での下落待ち、様子見。