2022年9月19日の日経新聞の記事。
2022/09/19 日本経済新聞
総務省が19日の「敬老の日」を前にまとめた2021年の65歳以上の就業者数は、20年に比べて6万人増の909万人だった。18年連続で増加し、過去最多を更新した。就業率は25.1%で、65~69歳に限れば50.3%と初めて5割を超えた。
定年延長の広がりで高齢者が以前に比べて働きやすくなっているとともに、人手不足の現状も映し出している。
65~69歳の就業率が初めて5割を超えたとのこと。
高齢者の就業率は、世界の主要国においても日本は韓国に次いで高い水準にあるらしい。
2021の高齢者の就業率
- 韓国:34.9%
- 日本:25.1%
- 米国:18.0%
- カナダ:12.9%
- 英国:10.3%
- ドイツ:7.4%
私の場合
現在私が勤める企業Bでは定年は60歳となっている。
定年となった段階で再雇用を希望すれば、最大5年間はそのまま会社に勤めることができる。ただし、当然給与水準は現役時代よりも低く抑えられる。
私の部署でも毎年1~2人の人が定年となっているのだけど、彼らは全て「再雇用」という形で労働を続けることを選択していた。
労働を続ける理由は人それぞれなのだろうけど、ある人は老後の資金を少しでも貯めるためかもしれないし、ある人は完全退職してしまうと何もすることがなくて暇だからという理由なのかもしれない。
別に、高齢になって働くことを私は否定はしていなかった。
ただし、私自身がやりたいと思えること、得意なこと、やりがいを感じることが出来るものでなければ働きたいとは思わなかった。高齢になってもお金のために働き続けるのだけは絶対に嫌だった。
だから今の段階で、「私のやりたいこと、得意なこと」を仕事にしようと考えていたし、もしそれが実現できれば高齢になっても「趣味として働く」ことも可能なのではないのかと思っていた。
ある記事
そんな中、yahooニュースで一つの記事を読んだ。
87歳になっても、一日に40~50回ほどの売買を繰り返すデイトレイダーをしているという。
「株が好きなんや」
私の場合は「株」ではないのかもしれないけど、同じ様な言葉をいつか私も口にしながら働けるようになりたかった。