この一週間は本当に苦しかった。
毎日朝8時半から21時半までの長時間勤務が継続していると同時に、仕事の状況としても現在試作機で色々と評価している中で多くの問題が発生してしまっていてその対応に追われている。しかもその問題のそれぞれが中々重たい問題なので、その解決方法をどのようにしていくかがずっと頭から離れなくて夜もよく眠れない。本当駄目だね。
この状態で本当に私の心身は持つのだろうか。
疑問に感じてきた。
私の中では企業Bを辞めてアーリーリタイアを実現することは決定事項なのでもはや企業Bからの評価は必要ないはず。それならば、今ここで企業Bでこんなにも苦しむ必要はないのではないのか。
「降格してもらってもいいので、いまの立場から外してもらえますか」
その一言を言ってから、そして
「12月末日に退職します」
と言えばいい。
本当にそれだけのはずなんだ。なのにその一言が中々言えなかった。
会社を辞めるということに対いて何が怖いのだろうか。
今までずっと企業という枠組みの中で会社員として働いてきていて、その働き方が私にとって向いていないことは私自身の身をもって経験してきているはず。それならば本来ならばその「会社員」という立場に囚われる必要なんて1mmも無いはずなんだ。
今は、
「もはや企業Bでは私個人の評価は必要としていないので、私のやりたいこと、得意な事に特化しよう。それ以外のことはNOと言おう。それで降格するならむしろそれをしてもらおう」
この言葉を自分に言い聞かせて何とか1日1日を過ごしている。