株価チャート
決算発表は8/3。
決算発表後は買われてスタートしているが、ただ、そのあとは11,000円あたりをもみ合うような形が継続している。
直近の高値は22年3月の12,000円付近。そこの水準を超えるだけの買い圧力はまだない?
日足チャート
週足チャート
23年3月期 第1四半期決算
決算発表日:2022年8月3日
売上高、営業利益
- 売上高:33.4%増
- 営業利益:68.3%増
- 純利益:127.3%増
- 営業利益率:13.2%
前年度は巨額の利益をあげているのに、それにもかかわらず本年度の第1四半期の結果は大幅な増収増益。
しかも純利益は2倍以上に増えている。
配当
22年10月に1株を3株の割合で株式分割を行う予定。
株式分割を考慮しない場合で配当金を計算。従来予想から配当金を380円積み増しており、それによって配当利回りは13%とすごいことになっている。
その割に配当性向は25%と低め。
配当性向は25%目標と明記。
こうなってくると今の利益水準をどれだけ維持できるかがポイントになってくる。これもコンテナ船の神風がどこまで続くかだろうな。
通期予想
- 売上高:8.7%増
- 営業利益:33.7%増
- 純利益:33.3%増
通期予想を上方修正。
特に利益予想を大幅に増やしている。
損益計算書
持分法による投資利益
- 22年3月期 第1四半期:1,133億円
- 23年3月期 第1四半期:2,743億円
持分法による投資利益が大幅増。
これも持分法適用会社ONE社の収益寄与だろうな。
関連記事
川崎汽船は3日、9月30日を基準日として1株を3株に分割すると発表した。
2023年3月期の年間配当も分割前ベースで600円(前期実績は600円)と従来予想から300円積み増す。日本郵船も同日、今期の配当を増額すると発表した。コンテナ船事業の好調や為替の円安で業績が拡大しており、株主への配分を積極化する。
まとめ
コンテナ船の神風がどこまで継続するか。
その1点にかかっている。
今のコロナ禍の状況をみるとまだサプライチェーンの混乱はもう少し継続しそうかな。あと1~2年はそれなりの配当利回りは維持できるかもしれない。
ということで保有継続。