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投資~日本株:J-POWER(23年3月期 第1四半期決算)

 

 

 

株価チャート

 

一時は2,400円あたりまで買われていたけど、直近ではやや売り戻し。

22年5月に窓を開けて上昇後は緩やかな上昇という形。

週足で見ると2,500円あたりが次の天井になるかな。

 

 

日足チャート

 

週足チャート

 

 

23年3月期 第1四半期決算

 

決算発表日:2022年7月29日

 

売上高、営業利益

  • 売上高:68.6%増
  • 営業利益:9.5%減
  • 営業利益率:5.8%

 

増収減益。

増収幅は約70%と非常に高い。一方で10%近い減益

そのせいもあって、営業利益率は6%程度まで低下してしまっている。。

 

 

 

 

売り上げ増に関しては、電気販売価格上昇による収入増と、石炭価格上昇の寄与が大きい様子。

ただ、それで減益になっているということは、それ以上に費用が上がってしまっているということ。

 

 

 

 

 

配当

  • 配当金:80円
  • 株価(7/31):2,242円
  • 一株利益:366.02円
  • 配当利回り:3.5%
  • 配当性向:21%

 

このところの株価上昇を受けて配当利回り3.5%まで低下。

それほど低いという訳ではないけど、ただ配当銘柄として候補に入れるには低め。

 

配当性向は20%ほどと高くないので、配当原資としては問題無さそう。

 

 

 

 

バランスシート

 

固定負債

  • 社債:7,264億円
  • 長期借入金:8,525億円

流動負債

  • 1年以内に期限到来の固定負債:1,521億円
  • 短期借入金:815億円

 

 

有利子負債比率は高めだけど、そのほとんどは固定負債として資金調達。

なので、すぐに返済資金に困ることはないかな。

おそらく、長期借入金をベースにした資産構成による事業形態をとっている、ということなんだろうな。

 

 

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www.nikkei.com

 

 

 

 

まとめ

 

第1四半期は増収減益。

一応、23年3月通期の会社予想は増収増益となっている。

 

 

 

増収減益ということは、電力販売価格の上昇に伴う収入増とのことだけど、それ以上に費用が増えてしまっているということ。この費用増の影響が通期で見たときにどれだけ出てくるのか。それほど楽観視はできないように感じる。

 

配当利回りも低下気味だし、様子見かな。

 

 

 

 

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