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【株式投資/企業分析】三菱UFJフィナンシャル・グループ(24年3月期 第2四半期決算)

 

株価チャート

23年9月の 1,300円を天井に緩やかな下降トレンド。

この1年間で 100%も株価が上昇しているので、ここで調整が入ることも十分考えられるかな。

 

日足チャート

 

週足チャート

 

 

24年3月期 第2四半期決算

決算発表日:2023年11月14日

 

売上高、営業利益

  • 経常収益:31.3%
  • 経常利益:116.5%
  • 純利益:301.3%

 

増収増益。しかも増益幅は100%強と非常に高い。

前年同時期が40%の減益となっているので、前年に何か特殊な減益要因があったのか。

 

 

 

 

22年度中間期に5,846億円の損失を「MUB保有資産の評価損等」として計上。

その影響が無くなったことにより、今期の大幅な増益につながっている様子。

 

 

 

 

 

純利益の通期目標に対して、中間期で進捗率71%。進捗率は非常に高い。

 

 

 

配当

  • 配当金:41円
  • 株価(12/25):1,208円
  • 一株利益:111.0円
  • 配当利回り:3.3%
  • 配当性向:36.9%

 

ここ直近の株価上昇を受けて配当利回り3.3%まで低下。

配当性向は36%とそれほど高くは無いので、まだまだ増配余地はありそう。

 

 

 

 

会社の方針として「累進的な配当」を明記。

 

 

 

 

今期は9円の増配予想。

順調に配当金を伸ばしている。

 

 

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まとめ

利益構造も問題なく、「累進的配当戦略」を取っているというのもポイントは高い。

 

問題はここ1年の株価上昇で配当利回りが3%程度まで下がってしまっている事。

それに株価がここまで上がってしまうとある程度の調整も予想される。直近では日銀の利上げ観測減退に伴って株価は下降気味。

 

市場要因での下落を待ちながら、タイミングを図って新NISA枠としてポートフォリオに加えるかたちかな。

 

 

 

 

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