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【株式投資/企業分析】三菱HCキャピタル(24年3月期 第2四半期決算)

 

株価チャート

23年9月の1,100円を天井にして下降トレンド。

週足で見てもここ直近の上昇幅は非常に大きかったので、調整が入っているのだろう。 900円あたりが底になっているようにも見えるが、もう少し様子を見ないとこれからの動きは予想が難しい。

 

日足チャート

 

週足チャート

 

 

24年3月期 第2四半期決算

決算発表日:2023年11月10日

 

売上高、営業利益

  • 売上高:△0.2%
  • 営業利益:△13.1%
  • 営業利益率:6.7%

 

減収減益

営業利益率も6%程度とそれほど高いわけでもない。

 

株価チャートも決算発表後に窓を開けて下落。

一時持ち直していたが、それでも再び売り戻されている。

 

 

純利益の前年同時期比 増減要因

減損等

  • 環境エネルギー:△58億円
  • 不動産:△55億円
    • 米国不動産事業における損失の計上等

経費

  • 海外地域:△46億円
    • 米州における子会社再編の影響
    • 米子会社における費用の増加等

 

減損等で72億円の減益、また、経費増で91億円の減益。

減損損失であれば一時的な損失なのだろうけど、経費増加が少し気になる。

 

 

配当

  • 配当金:37円
  • 株価(12/19):934.3円
  • 一株利益:83.62円
  • 配当利回り:3.9%
  • 配当性向:44.2%

 

配当利回りは目安の4%には届いていない。ただしこの水準であれば、累進的配当戦略をとっていることも考えれば候補に入れてもいいだろう。

配当性向は44%とそれほど高くは無く、まだまだ増配余地はありそう。

 

 

 

 

セグメント

  • カスタマー―ソリューション:△26.3%
  • 海外地域:△56.8%

 

稼ぎ頭だったカスタマーソリューション、海外地域が大幅な減益

 

 

 

 

まとめ

減収減益という結果。

一時的な損失であれば許容できるのだが、恒常的な要因だと少し懸念が残る。

 

配当利回りは4%には到達していないが累進的配当戦略を考えれば許容範囲内か。

 

これからさらに株価の調整が入るのであれば、来年の新NISA候補銘柄の一つに入れてもいいかな。

 

 

 

 

 

 

 

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