知識蓄積ノート【投資・FIRE】

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発熱外来に行ってきた(2)

 

 

higeyarou79.hatenablog.com

 

 

 

〇〇クリニックに着くと、建物入り口に係員に、

「コロナ検査で来ました」

と告げる。

 

 

本人確認のためと生年月日を質問され、それに答えると、

「では、こちらに来てください」

と建物の外に案内された。

 

病院の本館と隣のビルの間の薄暗いスペースに小さなプレハブ小屋のようなものが建てられ、その横に椅子が並べられている。その前から2番目の椅子に座るように指示された。

 

なるほど。

発熱外来の患者を本館に入れてしまうと、他の患者へのコロナ感染のリスクがあるので、検査は完全に建物の外で行おうという考えらしい。

 

私が椅子に座っていると、前のプレハブ小屋に設置された椅子に一人の女性が座っていることに気付く。どうやら、そのプレハブ小屋でコロナ検査を行っているようだ。

 

しばらくすると、病院の係員が私の後ろの椅子に、別の男性を案内してきた。80歳くらいの男性で、杖を突いている。そして私と同じようにコロナ検査の列に加わる。

今はコロナがここまで広がってしまっていて社会はコロナ一色になっているような状態だけど、以前で考えるとコロナとは別に、風邪で発熱することも普通に起こりえること。そのような人たちは、毎日このような発熱外来に駆け付けているんだろうな。そんなことをぼんやりする頭で考えていた。

 

 

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プレハブ小屋の椅子に座る女性に対し、看護師が色々と書類を渡して説明しているのが見える。どうやら検査が終わったらしい。その検査後の対応についての説明らしい。

 

 

コロナ検査ということなので、そこに医師や何人かの看護師が居るものかなと思っていたのだけど、検査はその一人の看護師がすべてを受け持っている様子だった。

全身にビニールの保護着を着ていて、フェイスマスクもしっかりとしている。複数人で検査をすると、もし感染してしまったら病院の医師や看護師の間で感染が広まることを警戒して、完全に一人体制での検査を行っているのだろうか。

 

 

看護師も、大変だな。

 

 

そんな当たり前のことを、目の前の一つの光景を通して、一つの事実として改めて思い知らされた気がした。

 

「〇〇さん、こちらに来て、この椅子に座ってください」

その看護師が私の名前を呼ぶ。

私は立ち上がって、プレハブ小屋に向かった。

 

入り口が空いており、そこに一脚の椅子が置かれている。そしての椅子の右隣には、丸穴が空いた透明板で仕切られた別の小部屋があった。

 

「これから検査を行います。背もたれに背中を預けて、顔を上に向けてください」

看護師は私にそう指示すると、隣の小部屋に入る。そして丸穴から腕を通して、私の鼻に綿棒のような棒を差し込んだ。

 

「つんとするかもしれないですが、我慢してください」

鼻の奥にまでその棒を差し込まれて、痛みで目に涙が浮かぶ。ただ、このような検査は以前にインフルエンザ検査の時に経験したことがあったので、特に問題なく我慢できた。

 

 

検査は3分もかからすに終わった。

 

 

 

 

 

 

 

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