2月23日の東急ハンズに関する記事。
現場の権限小さく、独自性薄れる――東急ハンズ、ドンキとの差、カインズ傘下で復権図る(真相深層)
2022/02/23 日本経済新聞
東急ハンズ(東京・新宿)が3月末にホームセンター大手のカインズの傘下に入る。異色の小売店として名をはせてきたハンズだが、近年は業績が停滞しており、小売りチェーンの元で再生を目指す。なぜハンズは輝きを失ったのか。その理由はドン・キホーテと比べると見えてくる。
東急ハンズが誕生した経緯が面白い。
1976年にハンズが誕生したきっかけ
「 百貨店にやり方を聞きに行くな。新しい小売りを作れ」。
当時の東急グループの総帥、五島昇氏はこんな発言をしていたという。
「男性のハンズ」「女性のロフト」なんて言葉もあったらしい。
東急ハンズに関するちょっとした思い出
東急ハンズに関する私の思い出としては、まずは「渋谷店 」になるだろうか。
通っていた大学キャンパスの乗り換え駅が渋谷だったので、時々その「渋谷店」に行くことがあった。渋谷駅から少し歩いてセンター街を抜けるとその「渋谷店」にたどり着く。
その「渋谷店」に何を買いに行ったのか。
正直今となっては思い出せない。おそらく大学の実習で使用する何かしらの素材を買っていたのだろう。あるいは、生活雑貨も色々と買っていたような気がする。
例えば、大学を卒業して自分に対する就職祝いとして財布を買ったのだけど、その財布はこの「渋谷店」で買った。
(その財布は18年近く経った今でも使っている)
渋谷店は「DIY専門ビル」を謳っているだけあって、地下2階から7階まで、各フロアで様々な物品を扱っていた。
目的の物を買った後に、それぞれのフロアを散策するのが好きだった。
色々なカテゴリーの商品を見て回っていると色々な発見もあったし、まるで「 ちょっとした冒険」をしているようなそんな雰囲気を味わうことが出来た。
最近でいうと、「川崎駅店」。
川崎駅には2つの東急ハンズの店があったのだけど、少し前に一つは閉店してしまっていて今は1つになっている。
だけど、この「川崎駅店」はフロアは1つしかなくて、DIYの店というよりは「ちょっとした雑貨店」という感じになっている。確かに「渋谷店」と比較すると完全に物足りない。
ただ、それでもその「ちょっとした冒険感」を味わうことはできたので、月に2回くらいはその川崎駅店のフロアを散策している。
東急ハンズは今年の3月からカインズの傘下に入ったという。
東急ハンズ好きの私としては、これからも存続してほしいかな。。