株価チャート
第3四半期の決算発表(1月31日)を受けて大幅反発。
ここまでの反発は予想外。ただし2000円の天井に跳ね返されてさすがに売られ始めている。
1500円の底値の時に買い増しておけばよかったけど、これも投資にはつきものの話。
日足チャート
週足チャート
22年3月期 第3四半期決算
売上高、営業利益
- 売上高:17.0%増
- 営業利益:14.7%減
- 営業利益率:9.0%
増収減益。
営業利益率(9%)自体はそれほど悪くは無いけど、大幅な減益になっているのが気になる。やはり、ここのところの資源価格上昇の影響を受けている?
配当
- 配当金:75円
- 株価:1,874円
- 一株利益:251.3円
- 配当利回り:4.0%
- 配当性向:29.8%
配当性向自体はそれほど高くは無い。まだまだ配当原資に困るという状況では無さそう。
ただ、ここのところの株価上昇を受けて、配当利回りは4%まで下がってしまっている。それでもまだまだ高い部類には入るのだけど、他の高配当銘柄と比較すると多少見劣りしてしまう。
通期予想の上方修正
第3四半期決算発表の中で、通期の売上高、利益ともに上方修正。
決算発表後に株価が急上昇しているけど、これを受けて株価上昇した?
バランスシート
- 社債:6900億円
- 長期借入金:8500億円
流動負債
- 1年以内に期限到来の固定負債:1200億円
- 短期借入金:800億円
借入金の大部分は長期負債(固定負債) 。
すぐに返済に困るということはなさそう。
そもそも有利子負債の比率の多い会社だけど、借入金をベースにした資産構成は、そういう企業戦略なのだろうか。インフラ系の会社ということを考えても、そこは仕方が無いか。
J-POWERってどういう会社?
J-POWERと他の電力会社(東京電力など)との違いって何なのだろう?
冷静に考えてみると、はっきりとは知らない。
投資をしているのにそれはまずい。
ということで少し調べてみる。
J-POWERは、発電所で電気をつくり、各地域の電力会社や、日本卸電力取引所、新電力などに販売しています。
販売した電気は、電力会社などを通じて家庭や工場で使われています。
みなさんが使っている電気の中には、実はJ-POWERがつくった電気も含まれているかもしれません。
なるほど、発電をするというところは他の電力会社と変わらないけど、それを卸す先が電力会社ということなのか。
少し、勉強になった。
まとめ
通期決算の上方修正により(?)株価が大幅に上昇。
ここまで上がると中々買い増しにはいきづらいかな。
インフラ系の高配当銘柄として候補には入るけど、ある程度調整してからの買い増し戦略としよう。