先週、会社の中で少し嫌なことがあった。
そのせいで精神的に落ち込んだ期間 がしばらく続いていた。
「こんなことではだめだ!」
自分に言い聞かせる。
おそらく、会社員を辞めて独立をした後であっても、このように精神的に落ち込むことはきっとある。
その時も少しでも早くその落ち込みから回復していかないと、貴重な人生の時間を無駄に浪費することにもつながってしまう。ある意味では、今の会社の中でのこの経験は、独立後の生活の事前演習のようなもの。
ただ、その精神的な落ち込みの大部分は人間関係を元にしたものだから、退職独立してしまうとそのストレス源が無くなってくれるのかもしれないけど。。
このような精神的に落ち込んだ時の対処法をあらかじめ設定しておこうと思った。
基本的には次の3つの方法を考えている。
- 個人的に受け取らない
- 単純なタスクをこなす
- 運動をする
個人的に受け取らない
一度精神的に落ち込んでしまうと、冷静に物事を考えることが出来なくなる。
マイナスの感情に囚われたまま次の判断を誤ってしまうと、ますます悪循環の中にはまり込んでしまう。
なので、まずは、今、目の前で起きている嫌なことと自分自身を切り分けて全く別個のものとして考えるようにしてみる。
それが「個人的に受け取らない」ということ。
確かに、自分に対して「個人的に受け取るな!」と言い聞かせるだけでその落ち込みから回復できるのなら苦労はしない。それが簡単にできないからこそ苦しんでいる、というのも事実。
だけど、たとえそうだとしても、そのように心がける、というだけでも違うはず。
単純なタスクをこなす
精神的に落ち込んだ時は、それこそ何もしたくなくなる。
嫌な現実から逃避したい一心で、家での時間をずっと動画を見たりして現実逃避に使ってしまう。動画を見ていれば、その時は嫌なことから目をそらせることが出来るから。
だけど、それこそが悪循環の入り口なのだ。
何も考えずにできる娯楽に現実逃避してしまうと、それこそ次に何かをしようという意思が本当に無くなってしまう。そのまま一日中だらだらと無為に過ごして終わっていくということを、私は何度となく繰り返していた。
それなら、同じ現実逃避するにしても、もっと別の方法で現実逃避をすればいいのではないのか。そう考えて設定しようとしているのが、
「単純なタスクをこなす」
ということだった。
例えば、何も考えずにできるような単純タスク(掃除、かたづけ)であれば、それを開始するためのハードルはそれほど高くない。その最初のハードルさえ超えることが出来れば、あとは体が自動的に動いてくれる。
この方法の利点は、
- 体を動かすということ自体が作業興奮につながること
- 自分にプラスの行動ができたという自信につながること
この二つ。
とりあえず生活や自分にとってプラスの行動ができれば、それだけで意味はあるし、思考力を回復させて物事を冷静に考えることにつながるはず。
運動をする
これは以前からやろうとしていたこと。
例えば、嫌なことがあった日は少し散歩をしてみる。
それは、会社からの帰宅時に最寄りの駅から一駅前で降りて、そこから歩いて家に帰ってみるというものでもいいし、週末に散歩ということで街中を歩いてみてもいい。ただ、その際は、次の二つを心がける。
- できるだけ自然が近くにある場所を歩く
- 散歩に対して、「買い物」という、自分にとってプラスになる行動を組み合わせる
買い物は、食料を買いに行ったり、生活必需品を買うのでもいい。自分にとって何かしらプラスの行動が出来れば、これも精神的にプラスの方向に働いてくれるはず。
雨の日などで外に出られない場合は、家の中で筋トレをする。
これも「体を動かす」という機能と「自分にとってプラスの行動」という機能の二つを組み合わせることを目的としている。