屋久島に行くとして、日帰り旅行はどう考えても難しい。
そうなると島で一泊ないし二泊する必要がある。そもそもその小さい島にどの程度の宿泊施設があるのだろうか。そして島のどこに泊まるのが有益なのだろうか。
屋久島はとても大きい島なので、移動に意外と時間がかかります。
そのため、無駄な移動時間を減らして、遊ぶ時間を確保するのが、屋久島旅行のセオリー。宿の場所選びに失敗してしまうと、けっこう大変な思いをします。
例えば、縄文杉登山をするなら、おすすめは安房エリアのホテル・宿に宿泊するのが正解。
理由は、縄文杉登山の出発は早朝(朝4時ごろ起床)が基本。なので登山口に近い『安房エリア』に泊まれば時間を有効に使えるからです。
もし宮之浦に宿泊すると、荒川登山バスに乗るまでに30分ほどドライブしなければなりません。往復したら1時間!
安房エリアなら、睡眠時間をしっかり確保でき、下山後はいち早くお風呂に入れたり、人気のご飯屋さんも並ばずに入れたりといいことがたくさんあるのです。
なるほど、安房エリアのホテル・宿に宿泊するのが正解なのか。
わざわざ手間とコストをかけて旅行するのなら「正解」に沿ってプランを考えたほうがトータルでの満足度は高いはず。
その安房から屋久杉自然館に行くには路線バスも出ているらしい。
その路線バスの時刻表を見るとその安房から屋久杉自然館まで時間にして6分程度。正直その程度なら歩ける気もする。
少し気になったのでGoogleマップで距離を測定してみる。
片道3.7kmもある・・・。
本当にバスで6分の距離なのか。
朝この距離を歩いて、しかもその後に往復10時間の登山をすることを思うと、どう考えてもここで無理して歩く意味は無い。やはり路線バスを利用して屋久杉自然館に行くべきかな。それならそのバス停に近いホテルや旅館が便利。
では、バス停近くの宿に泊まるとして相場はどのくらいなのか。
試しに安房にある宿を一つ調べてみる。
食事なし(素泊まり)で1泊7,000~8,000円というところか。
一方で、東京から屋久島まで交通費(往復)だけで約7万円(飛行機、株主優待使用)。
やっぱり鹿児島以南の離島に行くとあって 費用の大部分は交通費で消えることになりそう。