泊り(山小屋宿泊)で富士山登山を行う場合、当然事前に山小屋の予約をする必要がある。
では、そもそもどのような山小屋がどのくらいあるものなのだろうか。
- 吉田ルート(山梨):山小屋数 16軒
- 富士宮ルート(静岡):山小屋数 8件
- 滑走ルート(静岡):山小屋数 8軒
- 御殿場ルート(静岡):6軒
やはり登山客の約60%が吉田ルートを使うだけあって山小屋の件数も一番多い。正直どの山小屋がお勧めなのかも全く分からないけど、山小屋宿泊の相場はどのくらいなのか、そして具体的にどのような設備があるのかも分からないので、その具体的なイメージをつかんでおくという意味も兼ねて、適当にその中の1軒に宿泊した場合を想定して少し調べてみよう。
そもそもどの合目で宿泊するのがいいのか。
"おすすめの登頂プランは二つあります。一つ目は山頂でご来光のプランで、1日目の夕方までに7合目か8合目まで登り、山小屋で仮眠。夜中に山小屋を出発して山頂で日の出を迎えます。無理のないプランのため、体力的にも時間的にも余裕をもって行動できます。山小屋で眠れず移動するのが億劫な場合、ご来光を山頂以外で見た後に登頂し下山するプランへ変更できるので保険にもなります。ただ、同じことを考えている人は多いので、混雑や渋滞に巻き込まれることがあります。
二つ目は山小屋前でご来光を拝み、山頂へ向かうプランです。このプランは朝まで山小屋で過ごす流れになります。このプランだと渋滞もあまりなく、ゆったりと回ることができます。お鉢巡りをする余裕もあるので、確実に登頂を目指すのであればこのプランにしましょう。"
富士登山で山小屋に泊まろう。個室がおすすめの理由と過ごし方|旅のプロがオススメする旅行ガイド「TRIPin!」 | 旅のプロがオススメする旅行ガイド「TRIPin!」|トラベルロード
どうせ富士山に登るのなら、できることは全てやりたい。
おそらく二度登るということは無いだろうから、たった一度きりの富士山登山になる。そう考えると山頂でのご来光プランにしたいところ。それならば7合目か8合目に泊まる必要があるようだけど、二日目の工程を考えると8合目の方がお勧めらしい。標高が高いほど次の工程が楽になる。ただみんなも同じ様にかんがえるようで8合目の山小屋は非常に混雑するとのこと。一泊きりの宿泊なので多少窮屈な思いをしてもいいのだろうけど、それでもどうせならゆったりと過ごしたいところ。
どちらを選択するべきかは正直迷う。
例えば8合目にある山小屋を仮に一つ調べてみる。
【2021年最新版】富士山の山小屋情報 【吉田ルート】を紹介!|YAMA HACK
一泊で1万円強か。
「死ぬまでにしたい10のこと」の一つを実行するのだから、そのくらいの費用を出すことに躊躇はしないかな。