昨日(28日)は久しぶりに平日に休暇をとったということで、何かいつもと違うことをしようと思い、午後から横浜を散策することにした。
現在住んでいるのが川崎市。
そこから電車1本で横浜駅や関内駅に行くことが出来る。かといって、別に横浜駅に何か用事があるということも無かったので、横浜駅を訪れることはめったになかった。
曇り空で気候も少し肌寒い。
そのような中、私はまずは関内駅に向かった。
関内駅は、以前、横浜市役所の中途採用に応募した時に、2次試験(面接)を受けるために駅を降りたことはあった。少し歩くと横浜スタジアムがあり、またそこからまた少し歩くと山下公園がある。
さすがに平日ということでそれほど人は多くは無かったのだけど、さすが観光地ということもあってそこそこの人がいた。ただ、これらの人は観光客という感じで街を歩いていたのだけど、私はただ、
「見知らぬ街を一人歩きながら、自分のこれからについて考えていたい」
という目的をもってその場所に居た。おそらくそのような目的を持った人間は私だけだっただろう。
私は以前から、
「色々な場所を自分の眼で見てみたい」
と思っていた。
だけど、山下公園からみなとみらいの街を歩く中で、私は特にその光景に感動することも無かった。それでも、見知らぬ街に自分の存在を置くことによって、自分と日常の世界を切り離すことが出来る。
自分の人生の目的は何なのか。
今の私は後悔の無い人生を生きているのか。
もし生きていないのだとしたら、どうすればいいのか。
自分自身と、自分の日常の世界を切り離すことによって、私は自分の人生について深く考えさせられたのも事実だった。
もしかしたら、旅の効果の一つにはそのようなものもあるのかもしれないね。
赤レンガ倉庫
観覧車