配当金入金
米国市場からペトロチャイナ(ADR)株が上場廃止されたのが2022年9月9日。
そのペトロチャイナ(ADR)株について、11/8に配当金が入金された。
上場廃止されたとしても、まだ配当金を受け取る権利は生きているらしい。
1株当たりの配当金は2.97ドル。
そもそもこの配当金はどのようにして算出されたものなのか。
ペトロチャイナ(中国石油天然気)は上海市場にも上場している。
そこでの配当金を調べると、2022年9月9日に権利落ちしたものは、利回りは約9.4%。
2.97ドルについても同等の利回りで計算されているとしたら、配当金算出時の想定株価は31.5ドルということになる。 想定損失率は約33%。
まだ決着はついていないけど、ドルで払い戻されるとしても中々厳しい結果になるかもしれない。
今後の流れ
ペトロチャイナ(ADR)株の推移。
上場廃止されたペトロチャイナ(ADR)株がどうなるのか、まだSBI証券からは連絡なし。
参考にチャイナモバイル(ADR)株が上場廃止された際の推移。
上場廃止されてからドルで払い戻されるまでに11カ月もかかっている。
そうなると今回のペトロチャイナ(ADR)株のドルでの払戻も来年の7月くらいまで長引く可能性があるということか。
なかなか先は長いね。