2024/05/21 日本経済新聞
ソフトバンクグループ(SBG)は6月14日に5500億円規模の個人向け普通社債を発行する。SBGが5月20日に関東財務局に提出した訂正発行登録書で明らかになった。発行額は同社の個人向け社債としては24年3月の起債に並び過去最大になる
調達する資金は既発債の償還に充てるほか、傘下のビジョン・ファンドから英子会社の半導体設計大手アームの株式をSBGが取得したことに伴う支払いに振り向ける予定だ。
償還期限は2031年6月13日で、7年債を出す。利率は年2.65~3.25%を仮条件とし、5月31日に決定する。申込期間は6月3~13日で、払込期日は14日となる。大和証券やSMBC日興証券、野村証券、SBI証券など11社が引き受け、個人に販売する。
SBGが個人向け社債、5500億円規模 過去最大級、3月に続き - 日本経済新聞
2024/06/01 日本経済新聞
ソフトバンクグループ(SBG)は31日、国内の個人向け社債5500億円の発行条件を決めた。7年債で利率は年3・03%と、3月発行の7年債から0・01ポイント下がった。長期金利はその間に0・3%強上昇しており、後藤芳光・最高財務責任者(CFO)は日本経済新聞の取材で「我々のクレジット(信用力)がベース金利の上昇幅よりも改善した」と述べた。
ソフトバンクG、個人向け社債利率3.03% - 日本経済新聞
日本国債の10年債でようやく利率1%に乗り始めたところ。
それを考えると、円建ての7年債で 利率3.03%は悪くない。
ソフトバンクグループが7年間倒産しなければ、毎年何もせずに3%の利金を得ることが出来るし、支払った額は償還時にそのまま戻ってくる。
そのように考えた投資家も多かったのだろう。
社債の発売開始日が6/3だったのだけど、6/4にSBI証券の債券ページを確認したらすでに完売していた。
私の資産状況について
私自身の資産構成において現金として保有している円資金があったので、その円資金をもう少し有効活用したいと考えていた。
資金を現金のまま遊ばせておくのはもったいない。
かといって、過度のリスクを取るのも避けたい。
そんな中で債券というものも選択肢の一つとして検討していた。債券であれば毎年利金として不労収入を獲得することが出来るし、償還時にそのまま資金は戻ってくる。
ただし、ドル建て債券と違って、円建て債券はどれも利回りが低い。
1%以下のものがほとんど。
だからこのソフトバンクグループの3.03%の社債は、非常に魅力的だった。
国債とは違って社債だと倒産リスクがあるので、リスク低減のためできればいくつかの企業の社債を分散して購入することが出来ればいいのだけど、そもそもとして他の企業のものは利回りが低すぎる。他に選択肢がなかった。
ということで、6/3にこのソフトバンクグループの社債を購入している。
社債購入について
- 約定金額:1,500万円
- 利金(税引き前):45.45万円/年
- 利金(税引き後):36.21万円/年
購入金額は1,500万円。
完売前に何とか買うことが出来た。
それで、不労収入としては年間約36万円(税引き後)を得ることが出来る。
現金のままだったらその不労収入も全く無かったので、36万円ももらえれば全然悪くはない。