退職後の確定拠出年金の手続きについて。
現在勤めている企業Bには確定拠出年金の制度がある。
私の前職である企業Aでも確定拠出年金の制度はあったのだけど、その制度を利用するかどうかは各社員で選択できた。その当時は将来的なセミリタイアを視野に入れていたし、それを実際に実現する際にはできるだけ手続きはシンプルにしたいという思いもあったので確定拠出年金には入っていなかった。
だけど企業Bは社員であれば強制的に確定拠出年金に入る必要があったため、転職をした約5年前から確定拠出年金に入っていた。
iDeCoについて
退職してセミリタイアを実現するとなると、当然、確定拠出年金をiDeCoに移管する手続きも発生する。
以前iDeCoの仕組みを調べた際には、退職後はまずは最低限の拠出金(5000円)でiDeCoに加入することを検討している。
手続きについて
まずその手続きの期限なのだけど、退職後6カ月以内とのこと。
企業型DCは6ヵ月以内に手続きをしましょう
企業型DCに加入している方が60歳未満で退職した場合、退職から約6ヵ月以内に手続きを済ませなければなりません。具体的には資産を他の年金制度(企業型DC、iDeCo、企業年金連合会)に移す必要があり、手続きの期限を過ぎると年金資産は、国民年金基金連合会へ自動移換されてしまいます。
半年も猶予があるのでまず問題ないと思うが、手続きとしては具体的にどのような手続きが必要なのか。
企業型確定拠出年金に加入していた方
(転職先で企業型確定拠出年金に加入される方を除く)
企業型確定拠出年金の加入者資格の喪失、及び資産の移換の手続きが必要です。
企業型確定拠出年金に加入していた方が、企業型確定拠出年金のない企業等に転職したとき、役員就任等で企業型確定拠出年金の対象者でなくなったとき、退職して国民年金の第1号被保険者(自営業者等)、第3号被保険者(専業主婦(夫)等)または任意加入被保険者になったときは、企業型確定拠出年金の資産を個人型確定拠出年金(iDeCo)に移す手続きが必要です。
手続きは、「運営管理機関一覧」に掲げた機関で取り扱います。選択した運営管理機関にご連絡いただき、「個人別管理資産移換依頼書」を、運営管理機関にご提出ください。
また、個人型確定拠出年金(iDeCo)に加入し、掛金を拠出することができます。
個人型確定拠出年金(iDeCo)に加入する場合は、併せて加入申出の手続きが必要です。
「個人型年金加入申出書」に所要の書類を添付して、運営管理機関にご提出ください。一部の運営管理機関では、加入・移換手続きをオンラインで行うことができます。
どうやらまずはiDeCoに加入申出をして、そして次に移管手続きを行うことになるらしい。
金融機関によっては口座手数料も発生するようだけど、現在私がメインとして使用しているSBI証券は口座手数料(金融機関分)は0円とのこと。
そうなるとSBI証券でそのままiDeCo口座を開設してしまって、確定拠出年金は全てそこに移管してしまうのが楽だね。
具体的な手続きの方法などは退職時に会社側から具体的な説明があるだろうけど、とりあえず手続きは6カ月以内であること、そしてて手続きの流れは
②確定拠出年金移管手続き
といったところが分かれば今は十分かな。