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⑦セミリタイアについての基本的な考え方:横浜市職員中途採用(第二次試験通知書)

第二次試験通知書

 
横浜市職員採用試験の一次試験結果は、確か横浜市のHPに合格者の受験番号が載ることによって発表された。
 
後日書類でも送付されてきたのだけど、今その書類を見ると日付は「平成29年10月23日」となっている。つまり一次試験(9月24日)のほぼ一か月後の発表ということになる。
 
私は正直市役所職員もそれほど熱意をもって希望したわけではなかったから、別に落ちても構わないという思いが心の中にあった。
確かに目の前の仕事の苦しみからは逃れたかったけど、かといって公務員の仕事がやりたいかと言われると、正直全く心に響くものは無かったのだから。
 
 
 
合格発表当日、横浜市のHPを見ていく。
 
合格者の欄に、私の受験番号は載っていた。
 
確かに一次試験を通ったことはうれしかったのだけど、それと同じくらい、
 
これで、二次試験も受ける必要があるのか・・・」
 
その事実が重みとなって心に伸し掛かった。
 
 
 
後日届いた書類には次のように書かれていた。
 
 
【第二次試験通知書】
 

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つまり、面接の中で「あなたの考える横浜市の課題を一つ挙げ、その課題を解決するために、 これまでの職務経験を活かして技術職員としてあなた自身がどのような役割を担うことができるか、発表してください」とのこと。そのために、A4片面1枚で資料を作成する必要があった。
 
しかも二次試験の日付を見ると「平成29年11月11日(土)」となっている。
 
この通知書を受け取ってから2週間程度しか時間はなかった。その2週間を使って、その面接のための発表を作りあげる必要があった
 
 

面接試験準備

 
「あなたの考える横浜市の課題?」
 
正直、そんなことは一度も考えたことが無かった。そこを一から考えるのはあまりに手間がかかる。
 
私は横浜市に関するHPを色々と見て回った。
現時点でも市では何らかの問題意識を持っていて、それに対する活動を展開しているはず。
横浜市政に関する知識がほぼゼロの私が一から課題を設定するよりも、現時点で捉えられている問題から展開する方がずれも少ないだろうと考えたのだ。そもそも仕事をしている中で、2週間で横浜市の市政を一から分析するなんてことは時間的に難しかった。
 
 
 
色々と見ていく中で、どうやら次の二つを課題として捉えていてそれに対する取り組みを行っているらしい。
 
 
この二つの課題に対して、それまでの私の職務がどう生かせるのか。
正直そこを具体的に展開していくのは難しかった。仕方なく私は、「市場のニーズに応える製品を作り出してきたという点からも、新しい社会価値(環境、少子高齢化)に応じた活動も併せて実施していきたいと考えております」というような非常に漠然とした表現で無理やり結びつけるしかなかった
 
 
 
A4資料は通常はWordなどのソフトを使って作るものなのだろうけど、ただ、その当時私は自宅のPCにWordなどのOfficeは導入していなかった。そのためだけに高額なOfficeを購入するの気が引けた。どのソフトを使って作るか迷ったのち、私はPCにプリインストールされていた「OneNote」を使うことにした。
 
ちょっとした文書くらいならOneNoteでも全然問題なく作れそうだった。
 
意外とOneNoteって使えるかもしれない。そんな発見もそこにはあった。