株価チャート
ここ半年は55~65ドルの間をもみ合っているような状況。
週足で見ても45~70ドルの間のもみ合いから中々脱していない。
逆に言うと、そのもみ合いの底値45~50ドル付近であれば試し買いをしていってもいいかも。
日足チャート
週足チャート
売上高、営業利益
2022年6月期
- 売上高:650億ドル
- 営業利益:341億ドル
- 営業利益率:52.4%
22年6月期は資源高の恩恵を受けていたのか営業利益率は52%と異様に高い。
22年6月期以前で見ると、21年6月期の営業利益率が44%となっていて22年6月期よりは低い値になっているが、それでも十分高い。
高い利益率を維持できるような利益構造であることが分かる。
22年6月に巨額の利益を上げていたが、この先はその恩恵も無くなりつつあるか。
ただそれでも、21年6月の利益水準よりは高い水準で落ち着きそう。
配当
- 配当:3.40USドル
- 一株当り利益:7.19 USドル
- 株価(8/27):55.21USドル
- 配当利回り:6.1%
- 配当性向:47%
配当利回りは6%強と高め。
その割に配当性向は50%以下ということでそれほど高すぎるという訳でもない。
配当銘柄の候補としては十分に入れてもいいだろうな。
バランスシート
- 自己資本比率:43.9%
2023/06 連
- 総資産:1,012億ドル
- 負債合計(有利子負債+支払手形):223億ドル
- 有利子負債比率:22%
さすがに負債合計は約3.2兆円と巨額。
ただし有利子負債比率は22%と低く抑えられており、財務構造として問題を抱えているわけでもない。
キャッシュフロー
2023/06 連
- 営業CF:187億ドル
- 投資CF:-130億ドル
- 財務CF:-103億ドル
資源事業から巨額のキャッシュを稼ぐことが出来ており、キャッシュフロー的には特に問題なし。
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2023年8月22日
世界最大の鉱山会社BHPグループが22日発表した2023年6月期決算は、通期利益が3年ぶりの低水準にとどまった。マイク・ヘンリー最高経営責任者(CEO)は建設セクターの危機に直面している中国について、先行き不透明だと警告した。
まとめ
中国の景気減退の影響を受けて23年6月は37%の減益となった模様。
ただし、23年6月が減益になることは事前に予想されている。そこまでのネガティブインパクトではないか。
現状での利益財務構造、配当利回りを考えると十分に配当銘柄の候補に入れてもいいかな。