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【株式投資/企業分析】IBM(米国株)

 

株価チャート

2022年12月の150ドルを天井にして下降トレンド中。

ただし、120ドル辺りで反発の動きは見せている。

 

週足で見ても、 120ドルと140ドルの間をもみ合っているような状況なので、その下限である120ドル付近であれば買ってもいいかな。

 

 

日足チャート

 

週足チャート

 

 

売上高、営業利益

22年12月期

  • 売上高:605億ドル
  • 営業利益:11億ドル
  • 営業利益率:1.8%

 


22年12月期は大きく減益してしまっている。

おそらくそれが要因で配当性向が非常に高くなっている。

 

22年12月は増配を継続している様子だが、23年12月の配当は減配が予想されている。

 

 

配当

  • 配当:6.6
  • 株価(4/23):125.73
  • 一株利益:2.06
  • 配当利回り:5.2%
  • 配当性向:320%

 

配当利回り自体は5%強と高め。しかも25年連続増配銘柄

ただ、配当性向が320%と高すぎる。今の利益水準では、この配当を維持できるとは思えない。

 

 

バランスシート

 

総資本に占める固定負債(長期借入負債)の割合が約36%と思ったよりも高い。

 

自己資本比率17%台と低く、財務構造はそれほど健全と言える部類ではないかもしれない。

 

 

キャッシュフロー

  • 営業CF:104億ドル
  • 投資CF:-42億ドル
  • 財務CF:-49億ドル

 

キャッシュフロー自体は問題なし。

 

 

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IBM、第1四半期利益が予想上回る ITサービス需要堅調

2023年4月20日

 

[19日 ロイター] - 米IBMが19日発表した第1・四半期(3月31日まで)決算は、利益が市場予想を上回り、ITサービス需要が懸念されていたよりも堅調だったことが示された。決算発表を受け、株価は引け後の取引で3.5%上昇した。

 

jp.reuters.com

 

 

まとめ

25年連続増配銘柄。

ただし、前年度は大幅な減益もあり配当性向も320%と非常に高くなってしまっている。ある程度利益は回復していくという予想だが、今のIT不況を考えるとどこまで回復していくかも不透明。少なくともあまり多くの額を購入に充てるような銘柄ではなさそう。

 

買うにしてもリスク限定で少額にして、株価の底値付近での試し買いになるかな。

 

 

 

 

 

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