株価チャート
23年4月末から大きく買われていたが、 4,500円を天井にしてもみ合った後、売り戻されている。
週足チャートを見ても4,500円を超える水準での買い圧力はそれほど強くはなさそう。しばらくは4,500円を天井にもみ合う形かな。
日足チャート
週足チャート
23年3月期 通期決算
決算発表日:2023年5月11日
売上高、営業利益
- 売上高:4.1%増
- 営業利益:1.4%増
- 営業利益率:18.9%
増収増益。
増益幅はそれほど大きくは無いが、営業利益で1兆円、純利益で7,400億円もの巨額の利益を上げている。
営業利益率は驚異の18.9%。
ここまで利益が出いていたら、笑いが止まらないだろうな。
楽天が通信事業に乗り出そうとするのもうなずける。ただし通信事業はNTT、ソフトバンク、KDDIで独占されているので、楽天は今後はいばらの道だろうけど。
配当
- 配当金:140円
- 株価(7/16):4,237
- 一株利益:320.35
- 配当利回り:3.3%
- 配当性向:43.7%
これまでの株価上昇を受けて配当利回りは3.3%まで低下。
配当性向は約43%とそれほど高くないので減配リスクはそれほど高くはないのだけど、株主優待が無かったら中々買い候補には入れづらいかもしれない。
22期連続のDPS(一株当たり配当金)成長を目指すとのこと。
セグメント
セグメント利益
- パーソナル:8,803億円
- ビジネス:1,908億円
大部分は個人向け通信事業(パーソナル)で利益を上げている。
ただし、ビジネス向けも売上高1.1兆円、営業利益1,900億円を挙げている。これだけでもちょっとした大企業並みの水準だから恐ろしい。
関連記事
2023/05/12 日本経済新聞
KDDIが11日発表した2023年3月期の連結決算(国際会計基準)は、純利益が前の期比1%増の6774億円だった。従来の会社計画(2%増の6880億円)は下回ったものの、過去最高を更新した。携帯電話料金の値下げや楽天モバイルなどからのローミング(相互乗り入れ)収入の減少が重荷となった一方、昨春の通信規格「3G」停波などによる費用削減が増益に寄与した。
まとめ
通信事業という独占製品を有しており、利益財務構造は全く問題ない。
ここのところの株価上昇を受けて配当利回りは3.3%まで下がってしまっている。KDDIは株主優待目的で最低限の株数(100株) のみを保有。株主優待を含めて考えるとまだまだ保有継続で問題無さそう。
先日、株主優待としてカタログが送付されてきた。
色々な食材がそのカタログに載っていたのだけど、今住んでいるところでは火を使った加熱調理ができない。なのでそのままで食べられるものとして「〈宇佐もん工房〉海鮮漬け丼の素2種セット」を選択。
3,000円相当とのことなので、ありがたく頂こう。