株価チャート
22年11月に一度1,100円まで買われた後に売り戻されている。
ただし、その後再び買われており、1,100円の天井に到達。
21年3月にも一度1,100円まで買われた後は売り戻されている。今度はどうか。
日足チャート
週足チャート
23年3月期 第2四半期決算
決算発表日:2022年11月11日
売上高、営業利益
- 経常収益:△5.2%
- 経常利益:△46.2%
- 純利益:△22.3%
- 利益率:5.3%
減収減益。
しかも経常利益の減益幅は 46%と大きい。
一応は通期目標に対する進捗率は51.5%で中間決算時で50%は超えているとのこと。
配当
- 配当金:50円
- 株価(12/24):1,109円
- 一株利益:111.39円
- 配当利回り:4.5%
- 配当性向:44.8%
配当利回りは4.5%と高め。
配当性向も50%を割っているので許容範囲内かな。
セグメント
セグメント利益
- 郵便・物流事業:△43億円
- 郵便窓口事業:378億円
- 国際物流事業:33億円
- 銀行業:2,201億円
- 生命保険業:339億円
やはり銀行業からの利益が大部分を占めている。
郵便事業は伸びているようだけど、かんぽ生命は2年連続して減益。
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日本郵便・ACSLが新機体、飛行距離は3.5倍に
2022/12/14 日本経済新聞
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ゆうちょ銀の運用益減
2022/11/12 日本経済新聞
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傘下のゆうちょ銀行で外債投資信託などの運用益が減ったことが響いた。
まとめ
大幅な減益は気になる。
かんぽ生命は減益傾向が止まっていない。ゆうちょ銀に関してはそもそも前年度中間決算時に2,353億円と高い利益を挙げていたことによる本決算の減益結果なのか。
ただし、日本郵便、ゆうちょ銀、かんぽ生命ともにある意味ではインフラ事業のようなものだから、今後この会社を国がつぶすということも考えづらい。
市場要因で株価下落時は買い増しを検討してもいいかも。