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投資~日本株:三菱UFJフィナンシャルグループ(23年3月期 第2四半期決算)

 

株価チャート

日銀の利上げ ニュースを受けて大幅上昇。

ここ5年における高値(900円)に到達。これ以上上の段階での買い圧力は本当にあるのか。

そこはまだ分からない。おそらくここまでの状況を受けて一度は売り戻されるだろうから、そこで買いを検討してもいいかもしれない。

 

 

日足チャート

 

週足チャート

 

 

23年3月期 第2四半期決算

決算発表日:2022年11月14日

 

売上高、営業利益

  • 経常収益:45.8%
  • 経常利益:△40.1%
  • 純利益:△70.4%

 

増収減益。

増収幅は45%と非常に高いのに反比例して、経常利益は-40%と大幅減益。

 

 

 

 

MUB株式譲渡時に戻入になる特別利益勘案後」の純利益は6,792億円とのこと。

それを加味した通期目標進捗率は68%。

 

 

 

 

 

MUB関連として株式譲渡実行時に4,481億円の戻入が発生する見込み。

 

 

 

 

配当

  • 配当金:32円
  • 株価(12/25):898円
  • 一株利益:82.0円
  • 配当利回り:3.5%
  • 配当性向:39%

 

ここのところの株価上昇を受けて配当利回り 3.5%まで下落。

配当性向は39%とそれほど高くないので、配当原資はまだ問題ないか。

 

 

 

 

会社方針に「累進的な配当」と明記。

配当性向は「40%」を目安とするとのこと。

 

 

 

 

 

ただし現時点ですでに40%近くまで上がっているため、今後は利益水準次第ということか。。

 

 

 

 

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まとめ

ここのところの株価上昇を受けて配当利回りは3.5%まで減少。しかも配当性向も目安としている40%近くまですでに上がっているため、今後の配当水準は利益水準次第。

 

米国債の損失問題もあるし、一度ポートフォリオから撤退させて代わりに三井住友FGを代替保有候補として考えてもいいような気がする。

 

 

 

 

 

 

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