知識蓄積ノート【投資・FIRE】

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言葉~乗り越える壁は自分自身

 

他の誰かに勝つことなんて考える必要は無い。

自分自身に勝つことだけを考えればいい。

乗り越えるべき壁は自分自身。

 

だけど、自分に勝つってことは本当に難しい。

なぜだか分かる?

 

人間は、本当に弱い生き物だから。

 

 

 

 

 

 


私は自分ほど意志が弱い人間はいないと思って生きてきた。

 

 

これには一つの思い出がある。

 

私が通っていた高校では自宅での学習時間を毎朝プリントに書き込み、それを学校に提出するというルールがあった。これは生徒が家でも学習できるように記録をとっていくというものであったのだけど、私はいつも0時間に近い数字をそのプリントに書き込んでいた。実際に家で勉強することなんてほとんどなかった。そこに対して何か努力をしようという気力がその当時の私の中には存在しなかったのだと思う。

 

他の学生はたとえ家で勉強していなくても、ある程度の時間をそこに書き込むということを要領よくしていたのかもしれないけど、ただ、私はそこに変に嘘を書くのも嫌だったのでいつも正直に0時間と書き続けていた。

 

 

高校二年のときだろうか、三者面談があって私と母親と担任とで話をするという機会があった。

担任は、

「もっと家での学習時間を確保するようにして下さい」

と言った。私は特に考えもせずに、

「勉強は嫌いですから」

と答えたのだけど、それに対して担任はただ苦い顔をしただけだった。

 

 

自分は、どうすれば努力をすることが出来るんだろう。

 

高校三年になって、私は自分の意志の弱さと正面から向き合う場面に初めて遭遇した。

目の前には大学受験があって、そこで落ちるという選択肢は私の中に存在しなかった。つまり、努力して必死になって勉強しないと、私のその先の道が本当に閉ざされてしまうという追い込まれた場面に初めて立たされた。

 

ただ、私はその時に一つの発見をする。

 

絶対に落ちるわけにいかない

 

そのような追い込まれた状況に立たされてとき、私は確かに努力することが出来たのだ。必死になって朝5時半から夜10時までひたすら参考書の問題を解き続けた。それは、それまでの自分からは全く想像できないような結果だった。

 

 

「その時の私はどうして努力できたのだろう?」

 

簡単だった。

努力しなければならない状況に追い込まれていたから。

 

つまり、私が努力をするためには、

自分を追い込むための外部装置

を作ってやればいいんだ。

 

 

これは私の人生おいて重要な一つの発見だった。

 

 

 

 

 

 

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