知識蓄積ノート【投資・FIRE】

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いかにして有効な習慣を作りあげていくか:学生時代に実践していた方法

 

大学受験時

 
大学受験、院試と二つの試験を経験してきたけど、その中でいかに自分を律して勉強に向かわせるかというのは非常に大きな問題だった。
 
 
私は意志の弱い人間で、簡単に困難から逃げてきた。
 
高校の時の三者面談の時に、担任から
「自宅での学習時間が少ない。もっと自宅での学習時間を増やすようにしてください」
と言われて、
「勉強は嫌いですから」
と答えてたこともある。そのときは担任の教師は呆れたような顔で私を見ていた。
 
 
 
そのような弱い人間を強制的に「勉強」に向かわせるための具体的でかつ有効な装置が必要だった
 
 
そのときに私が実践していた方法は「計画遂行法」というもの。
その方法は特に難しいものではなく、次のようなものになる。
 
 
計画遂行法
  • 前日の夜に「目標達成のために、明日一日で自分がすべき作業は何なのか」を客観的に考え、次の日の作業計画を15分刻みで立てていく。
  • 作成した作業計画は小さなメモ用紙に書き出し、そのメモ用紙は机の私の目にいつでも入る位置に張り付ける。
  • 次の一日は、ひたすらその計画をこなすことに集中する。
 
 
計画する自分と遂行する自分を分離する
計画しながら同時並行で遂行していくとなると、どうしても近視眼的になるし、その時の精神状況で自分に甘い計画を立ててしまいかねない。次に何をするべきなのかも良く分からなくなっていく。だからこそ計画する自分と遂行する自分を分けて、別の日(前日と当日)にそれぞれを行っていく。
 

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院試時

 
その方法自体は「院試」でも採用し、効果を上げることができた。つまり少なくとも私にとっては「再現性のある方法」と言える
 
 
 
院試に向けてひたすら過去問(数学、物理)を解いていた時は追加して次の二つの項目を付け加えている。
 
PSコード法
PS(PlayStation)の電源コードを研究室の自分の机に保管し、家でPSで遊ぶことができない状況を強制的に作りあげる
 
コアタイム
一日において集中力が高くなる時間帯に思考力が必要な作業(数学、物理の過去問を解く)を入れ込む。具体的には10時~12時、14時~16時。17時~19時。そのコアタイム間の時間は気分転換も兼ねて別の些末な学習(英語等)や作業に充てる。
 
 
この二つの方法も院試の学習において大きな力を発揮することができた。