知識蓄積ノート【投資・FIRE】

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確定申告の時期が訪れた:配当との損益通算

 

確定申告は毎年2/16~3/15に行う必要がある。
 
ただし、今年は申告期限・納付期限が延長されているらしい。
 
国税庁からの報道発表資料を見ると、緊急事態宣言の期間と確定申告の期間が重なることを踏まえて延長するとのこと。
 
 

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20年の株式投資収支

 
今年の初めに証券会社から送られてきた年間取引報告書を見ると170万円の赤字
 
少額の赤字だったら確定申告の手間を考えてそのまま申告せずに済ませるという選択肢もあるだろうけど、さすがにこの額であれば確定申告したほうがいいだろう。
 
 

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確定申告することによる節税

 
損失を確定申告することによって次の二つの節税ができるとのこと
 
 
 
損益通算
損益通算とは、上場株式の譲渡損失を、その年の利子・配当所得と相殺することができる制度。
 
 
繰越控除
越控除とは、譲渡損失を翌年以降の3年間にわたり繰り越すことができる制度。つまり、譲渡損失を翌3年間いっぱいは利益と相殺できる。
 
 
 
ただし、繰越控除は繰り越す年と翌3年間は毎年確定申告をしなければならないとのこと。
 
 
 
 
 
 

還付金の額は?

 
20年は総額507,595円の配当を受け取っている。
20%の税引き後と考えると、源泉徴収で12.6万円の税金を払っているということ。
 
確定申告によって12.6万円が還付されるのだとしたら、どう考えても確定申告したほうが得。
 

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