知識蓄積ノート

日々得られる知識、洞察をひたすら蓄積するブログ

「企業における労働」についての考え方②:独立に向けての二つの選択肢

 

約2年半前に転職した。
 
それまでの会社は2004年に新卒で入り、2018年の8月末で辞めた。
そして今の会社に2018年の9月に入社。
 
前の会社には14年半。そして今の会社に2年半。
トータルで17年近くのサラリーマン生活。思えばもう17年もサラリーマンを続けているのか。
 
 
 
最初の会社での内定式の帰りに同期との飲み会に仕方なく行って、他の同期が本日初対面にもかかわらずがやがやと賑わっているのを机の隅で見つめながら、
「なぜ、自分はここにいるんだろう?」
という疑問に襲われたことを今でも思い出す。
 
 
その時から私は自分のことを「絶対に私はサラリーマンに向いていない」と思い続けてきた。そして一日も早く会社という枠組みから離れようと願い続けてきた。
 
それなのにふと気づけば17年も続いていたのか。正直そのこと自体が不思議だった。同時に、「もう、さすがに十分でしょう」という思いも私の心の中にあった。
よくこんなに続けられたものだ。私のような人間は、どこかのタイミングでドロップアウトしても全然おかしくなかった。現に、そのような時はこの17年間に何度か訪れていた。
 
ある時期は、辞表を作り、それを毎日通勤用カバンに入れて出社した。
何度それを上司に出そうと思ったか。ただ出せなかったのは、出すタイミングを逃してしまったからだけだった。辞表を出すということについても私は自分を叱咤して行動に移させることができなかった。ただ単に辞める勇気がなかった
 
 
 
 

今後について二つの選択肢

 
 
2年半前に転職したのは、「今後、独立して生きていく上で複数の会社での働きを経験することは有効のはず」と思ったから。本当ならその時点で「退職→独立」に進みたかったのだけど、その当時は独立に対してほとんど準備もできていなかったし、計画や心づもりもあいまいな部分があった。
 
色々と大変だったけど、転職経験自体は意味があったと思っている。
二つのメーカーで「製品開発」として新しい製品を世の中に作り出すという経験は誰もができることではなかったから。
 
ただ、さすがに潮時。
 
 
という訳で、今の私が考えているのは次の二つの選択肢。
 
 
 
選択肢①:辞めて独立する
独立の経験を実際に積み重ねていく。その中でフィードバックを受け、軌道修正すべきところは軌道修正していく。
 
 
選択肢②:利用する
企業の中に居続けることは考えていない。つまり、会社や上司からの評価は必要としない。それなら私の得意なこと、やりたいことに特化する。
 
経験の幅を広げるという点では色々なことを試してみてもいいのかもしれない。会社や上司からの評価を必要としないという点をよりどころにすれば、何かできたりするのだろうか。
 
 

f:id:higeyarou79:20210220090409p:plain

 
 
 
本気で「独立」を確立させる気があるのなら「選択肢①」が最短距離で進めるのだろうか。