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日経新聞(7/13)~新入社員 「夏場の壁」の乗り越え方

2022年7月13日の記事。

 

 

 

新入社員 「夏場の壁」の乗り越え方

 

2022/07/13  日本経済新聞

 

4月入社の新入社員が仕事にも慣れてくる夏ごろに、体や精神面の不調をきたすケースが増えている。学生時代と異なる環境への対応で奮闘するのは今も昔も同じだが、最近では3カ月後に疲労を訴えるケースが少なくない。ストレスや心の不調をどう乗り越えればいいのか。専門家に聞いた。

 

www.nikkei.com

 

 

概要

  • 睡眠と食事をとることだ。まずはしっかり寝る。
  • 悩みがあっても、ストレスが高く体調が悪いときには転職などの大きな決断をしない方がよい。脳が疲れていると視野が狭くなり正しい判断ができないからだ。まずは体の回復だ
  • マニュアル通りの受け答えができ、そつなく仕事をこなすので『今年の新人は優秀だ』とはじめは言われるだろう。だが企業が求めるのは受け身の姿勢ではなく主体的に何かを生み出すことだ。今までの『いい子』のままでは評価されない可能性が高い
  • 目立つことは怖いかもしれない。ただ、人と違うことこそが強みになる。イノベーションの研究では、人と違えば違うほど新しいものを生み出すことができるといわれている

 

 

夏は自律神経の乱れから精神面の不調が起こりやすいという。

外の熱さ、室内の冷房と寒暖差があると体温調節のために自律神経に負担がかかりやすく、それに起因する不眠、倦怠感などの症状を「夏うつ」というらしい。

 

新入社員は4月から社会人になるということで、大きく自分を取り巻く環境が変わる。それも精神的に大きな負荷となるのだろう。

 

 

2004年の夏

 

私が新入社員の時はどうだったのだろう。

正直、新卒で入社した年の夏場のことなんて、昔のこと過ぎてはっきりとは覚えていない。2004年のことなのでもう18年も前のことになる。

 

当時、私は企業Aに新卒で入社したのだけど、新入社員は入社後1か月ほどオリエンテーションやいくつかの研修があって、その後、 製造実習 販売実習に送り込まれていた。

 

 

製造実習では国内の工場に行かされ、そこで実際に他のワーカーさんと混じって製品の組み立てを経験する。その工場は自宅からも遠いということで、工場の近くのウィークリーマンションを人事が借りて、そこで半月ほど過ごしていた。

 

それまでの私はずっと実家に住んでいたということもあって、ある意味では初めての一人暮らしだった。そして工場で私は、研修として組み立てラインの中に入れられたのだけど、周りからは特異な視線を向けられていてひどく居心地が悪かった。

 

「なんで、こんなことをしているんだろう?」

ずっとこの言葉が私の頭の中を回り続けていた。

 

 

販売実習は製造実習以上に私にとっては地獄だった。

企業Aの製品を導入している会社(大部分が中小企業)に出向き、そこで製品についてのアンケートととってくるというものだった。特に相手の会社に対して事前にアポが取れているわけではなく、すべて飛び込みでその事務所に行く必要があった。たいていは、

「今忙しいから」

といって、断られる。

アスペルガーでコミュニケーション障害の塊のような私には、そのような仕事が向いているわけが無くて、その半月は今でも思い出したくないくらい辛かった。

 

 

そんなこんなで、2004年の夏には、

この場所には私の居場所は無い。私の居場所は私自身で作るしかないんだ

そう心の奥で誓っていた気がする。

 

 

 

 

 

 

 

 

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