1.チャート
7月の3000を底にして情報トレンドを形成している。週足で見ても、底値からの反転の動きがみられる。
PER,PBRからすると完全に買われすぎの兆候。信用も売りが超過している状態。
2.利益財務構造
売上高の規模は2500億程度とそれほど高くないが、10%を超える営業利益率、そしてその利益の安定性は評価できる。自己資本比率も76%あり、財務健全性も高い。
3.第一四半期決算
11%の増益。それよりも前年の69%の増益の方が目につく。その前の年も通年ではそれほど悪くはなかったが、第一四半期だけ悪かったということなのか。
配当50円。利回り1.4%。利回りとしては物足りない。
やはり国内の占める比率が大きい。シリアル食品もある程度の売り上げ比率を占めている。
総資産は2000億しかない。
しかもその大部分は売掛金、有価証券、固定資産が占めている。ここまで総資産を圧縮しているのならPBRが高くなるのも頷ける。
4.結論
利益財務構造としてはやはり優れている。ただし配当利回りも低く、株価も買われすぎの兆候を示している。様子見。