知識蓄積ノート【投資・FIRE】

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メンタルモデルを作る:自分のこれからの未来について具体的なイメージモデルを作りあげる

 

注意力の使い方

 
未知の出来事について事前に準備しておくのは難しい。
だけど、注意力の使い方が問われるような状況は多くの場合、何か突発的な出来事だったりする。
 
そのような状況においても、パニックに陥らずに注意力を全体に向けることができる人がいるという
 
 
 

メンタルモデルを作る

 
 
混乱状態に遭遇したときになぜ冷静でいられる人とパニックに陥る人がいるのか*1
 
■注意力の使い方のうまい人たち
こうみえるべきだというイメージを心の中に描く傾向がある。
習慣的に未来を予測することを、心理学では「メンタルモデルを作る」と呼ぶ。
 
つねに自分で自分に物語を語って聞かせるのが習慣になっている。
つねに自分で自分に物語を語って聞かせ、頭の中にイメージを描いている人は、スポットライトが完全にオフになることはない。
 
 
 
つまり、自分の頭のなかだけでも未来のイメージを事前に作る練習を日常的にしているということなのか。
どこかでは「イメージトレーニング」に近いのかもしれない。
 
自分の中に作りあげた未来のイメージ像があるからこそ、突発的な出来事が起きたときでもそのイメージと現実との差異を比較し、何が起きているのかについて全体を捉えることができる。
 
 

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「メンタルモデルを作る」という習慣は人生全般に対しても応用が効くのだろうか。
 
例えば、自分のこれからの未来について具体的なイメージモデルを作りあげる。
そして実際に色々と行動していく中でイメージモデルと現実との差異を認識し、何に注意を向け、自分に対して次にどのような行動を課すべきなのかを人生全体を見通す視線の中で軌道修正していく。それは「メンタルモデルを修正する」かもしれないし、あるいは「次の行動を修正する」かもしれない。
 
 

*1: あなたの生産性を上げる8つのアイディア チャールズ・デュヒッグ 著