知識蓄積ノート【投資・FIRE】

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緊急事態にどのように自分の注意力をマネジメントするか

 

自分の注意を何に集中させるか。

 
そのことは通常状態では取り立てて問題にはならない。問題になるのは何か緊急事態が自分に起こった場合。
 
例えば、航空機の機長が自動運転で飛行させている時にいきなり警告のアラームが鳴るような状況。
このような状況は特殊な事態のようにも思えるけど、事態の大小はあるにせよ似たような経験を私たちはするはず。
会議でいきなり思いがけない厳しい質問をされるなど。
 
そのような緊急事態にどのように自分の注意力をマネジメントするか
 
 
 
集中力を上げる*1
 
自動化によって工場はより安全になり、オフィスはより効果的になり、交通事故は減り、経済はより安定した。
 
だが自動化が浸透するにつれ、私たちの集中力が持続しなくなるという危険性が高まって来た。
 
 
「認知のトンネル化」
 
「脳の注意力というのはスポットライトみたいなもので、広く薄くもなるし、狭く一点に集中することもあります」
「認知のトンネル化」とは、人は自分のすぐ目の前のことに手中しすぎる、あるいはいちばん差し迫った課題にだけ集中してしまうことである
 
 
 
そのような時、目の前の分かりやすい異常や危機に目をとらわれる。それだけに集中してしまい、一歩後ろに下がって見れば分かるような異常に気付かなくなる。むしろそのような目に見えない異常の方がより重要な場合が多い。
 
では、どうすればそのような緊急事態でも自分の注意力を効果的にマネジメントできるのか。
 
その状態に至る前にどのような準備をするかが重要だという
 
 
 

*1: あなたの生産性を上げる8つのアイディア チャールズ・デュヒッグ 著