株価チャート
2025年7月31の決算発表後に株価は急騰。
その後は一時売り戻されていたが再び株価は上昇を続け、2,700円の天井を突破して年初来高値を更新している。
日足チャート

週足チャート

26年3月期 第1四半期決算
決算発表日:2025年7月31日
売上高、営業利益

- 売上高:△3.4%
- 営業利益:△0.6%
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:104.5%
- 営業利益率:12.8%
第1四半期決算結果は減収減益。
ただし純利益については104%増と、2倍以上の大幅な増益となっている。

経常利益における利益増減要因を見ていくと、海外事業の影響が大きく405億円の増益となっている。
増益要因としては、「持分法投資損益(北米ガス火力権益売却益)」とのこと。
配当

- 配当金:100円
- 株価(8/11):2,799円
- 一株利益:486.67円
- 配当利回り:3.5%
- 配当性向:20.5%
- 株価収益率(PER):5.7倍
配当利回りは3.5%と日本株の中では高い部類に入るが、目安の4%は下回っている。やはりここのところの株価上昇もあり、利回りが低下してきている。
配当性向は20%と低い。増配余地はまだまだあるように見える。
PERは5.7倍とかなり割安水準になっている。
この数値だけを見ると、稼ぐ利益に対して株価が割安であるといえる。
26年3月期 通期業績予想

営業利益
- 通期業績予想:920億円
- 第1四半期実績:324億円
- 進捗率:35.2%
営業利益に関して、通期業績予想は前年度33%減の920億円。
第1半期時点の進捗率は35%と、目安の25%を大きく超えている。
セグメント情報

セグメント利益
- 発電事業:205億円
- 送変電事業:26億円
- 電力周辺事業:28億円
- 海外事業:464億円
海外事業で大きな利益を上げている。
前年度の海外事業におけるセグメント利益は12億円。
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2025/08/05 日本経済新聞
Jパワーや九州電力系などが出資する洋上風力発電会社、ひびきウインドエナジー(北九州市)は4日、建設中で国内最大級の洋上風力発電所を報道陣に公開した。風車の基礎や杭などで国産部材を使い、発電所建設における「国産比率」はおよそ6割。基幹部品の国産化を含めた風力サプライチェーン(供給網)の国内構築へのろしをあげる。
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2025/07/23 日本経済新聞
関西電力が美浜原子力発電所(福井県美浜町)で原発の新設に向けた地質などの調査に踏み出す。関西電力をはじめ各電力会社の原発は稼働から長期間たつものも多い。原発は調査から稼働まで20年かかるとされる。二酸化炭素(CO2)を出さない安定電源として長期的に活用するには、建て替えの早期判断を迫られていた。

まとめ
第1四半期決算結果は減収減益。
ただし、海外事業で北米ガス火力権益売却益という特別利益を計上しており、純利益は大幅増となっている。
第1四半期時点の営業利益進捗率も35%と高い。
これもあり、決算発表後に株価が大きく買われたのか。
直近の株価上昇もあり、配当利回りは3.5%とやや下がってきている。
ただし配当性向は20%にとどまっており、増配余地はありそう。
PERは5.7倍と割安水準であり、株価としてもまだ高値圏と言えるほど上がっていない。
Jパワー株は旧NISA枠で保有。2025年末に保有期限が来る。
一応は保有期限まで保有は継続する予定。保有期限が来るとNISA口座から特定口座に強制的に移管される。