株価チャート
2025年7月31日の決算発表後に株価は大幅上昇。
4,600円の天井を突破し、年初来高値を更新している。
日足チャート

週足チャート

25年12月期 第2四半期決算
決算発表日:2025年7月31日
売上高、営業利益

- 売上収益:10.5%
- 営業利益:10.9%
- 親会社の所有者に帰属する中間利益:4.8%
- 営業利益率:27.6%
第2四半期の決算結果は増収増益。
売上、利益ともに10%増と大幅増となっている。
営業利益率は27%と相変わらず高い。
配当

- 配当金:208円
- 株価(8/7):4,739円
- 一株利益:278.25円
- 配当利回り:4.3%
- 配当性向:74.7%
- 株価収益率(PER):17.0倍
配当利回りは4.3%。
株価上昇もあり配当利回りは低下気味だが、それでも十分に高い値。
配当性向は約75%とやや高め。
直近の株価上昇もあり、PERは17倍と高めなのも気になる。

本決算発表時に、期初で予定していた年間配当額を上方修正している。
もともとは194円の予想だったものを208円とし、前年度から14円の増配となった。
理由としては「通期業績予想を上方修正しており、還元方針に則ったため」としている。
25年12月期 通期業績予想

営業利益
- 通期業績予想:7,390億円
- 第2四半期実績:4,798億円
- 進捗率:64.9%
営業利益に関して、通期業績予想は前年度128%増の7,390億円。
第2四半期の進捗率は65%と、目安の50%を大きく超えている。

今回の決算発表時に、売上、利益ともに上方修正。
利益に関しては、従来予測から10%程度の増加となっている。
関連記事
2025/08/01 日本経済新聞
日本たばこ産業(JT)は31日、2025年12月期の年間配当を従来予想から14円増やし、208円(前期は194円)にすると発表した。主力のたばこ事業で販売が拡大しており、連結業績予想(国際会計基準)を上方修正したことを反映した。
売上高にあたる売上収益は6%増の3兆3440億円、営業利益は2・3倍の7390億円と従来予想からそれぞれ710億円、680億円上振れする。フィリピンやロシア、英国など海外で紙巻きたばこの値上げが浸透し、収益を押し上げる。
加熱式たばこの販売も拡大している。新型デバイス「プルーム・オーラ」は、7月の全国販売開始から3週間で、旧型「プルーム・エックス」の同期間の3倍の台数を売り上げているという。中野恵副社長は同日の決算会見でプルーム・オーラについて「良好な立ち上がりを確認している」と語った。

2025/05/28 日本経済新聞
日本たばこ産業(JT)は27日、加熱式たばこの新商品を同日発売したと発表した。全面改良した新商品の投入は4年ぶり。加熱式シェアでは先行する米フィリップ・モリス・インターナショナル(PMI)の「アイコス」に大きく引き離されている。低価格と高機能で挽回を図る。
英調査会社ユーロモニターによると、2024年の日本の加熱式たばこの販売本数は644億本と世界の4割ほどを占める世界最大の市場だ。
しかしJTはお膝元の日本で加熱式販売で出遅れている。日本市場シェアの首位はアイコスを販売するPMI(69.8%)、2位は英ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT、16.3%)と海外勢が押さえている。JTは13.9%で最下位の3位だ。
2025/05/08 日本経済新聞
日本たばこ産業(JT)は、医薬事業と子会社の鳥居薬品を塩野義製薬に売却し医薬事業から撤退する。約40年前に参入しアトピー性皮膚炎や花粉症の治療薬などを手がけてきたが、研究開発費の負担増や薬価引き下げで収益が低迷していた。経営資源を中核のたばこ事業などに集約し、加熱式への本格的な投資を進める。

まとめ
第2四半期の決算結果は増収増益。
たばこ事業が好調で、本決算発表時に売上、利益ともに上方修正している。
また売上、利益の上方修正とともに年間配当額の増額も発表しており、それがポジティブインパクトとなって決算発表後の大幅な株価上昇につながっている。
JTはたばこ事業に集中するとのこと。
増配を発表しているが、直近の株価上昇もあり配当利回りや4.3%となっている。
これでも十分に高い値だが、以前よりは利回りは低下してきている。
PERも17倍と割高水準に入ってきており、さすがに現状の株価は買われすぎの感もある。
ただし利益財務構造としては特に問題なく、また配当利回りも4%強という私の投資目安を超えているので、JT株の保有は継続する。