株価チャート
2024年4月のトランク関税ショックの際は800円付近まで売られた。
その後は緩やかに上昇を続けているが、ショック前の1,100円付近にようやく戻ってきたところ。
日足チャート

週足チャート

26年3月期 第1四半期決算
決算発表日:2025年7月30日
売上高、営業利益

- 営業収益:△2.7%
- 営業利益:3.0%
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:30.2%
- 営業利益率:11.0%
第1四半期決算結果は減収増益。
営業利益は3%増だが、純利益は30%増と大幅な増益となっている。
配当

- 配当金:44円
- 株価(8/4):1,049.5円
- 一株利益:97.8円(予想)
- 配当利回り:4.1%
- 配当性向:44.9%
- 株価収益率(PER):10.7
配当金44円に関して決算資料では「通期の下限」としている。
大和証券は配当性向50%以上を目安としているが、会社側は2026年3月期の通期業績予想を公表していない。
それもあり配当に関しても下限値の公表となっている。
損益計算書

- 営業利益:361億円
- 持ち分法による投資利益:62億円
- 経常利益:437億円
持分法による投資利益で62億円の利益が計上されている。
それもあり、経常利益、純利益が前年度比で大きく伸びる結果となっている。
セグメント情報

大和証券にはウェルスマネジメント部門(WM部門)、アセットマネジメント部門(AM部門)、グローバル・マーケッツ&インベストメント・バンキング部門(GM&IB部門)と3つの部門があるが、WM部門、GM&IB部門はやや減益、AM部門は増益となっている。
関連記事
2025/08/02 日本経済新聞
大手対面5証券の2025年4~6月期決算が1日、出そろった。合計の純利益は前年同期比25%増の2127億円だった。M&A(合併・買収)増加による投資銀行の好調に加えて、不動産売却など一時的な利益が押し上げた。
本業で総じて好調だったのが投資銀行部門だ。売上高の合計は5%増だった。英LSEGによれば、4~6月の日本関連M&A金額は前年同期比4.7倍に伸びた。株式引き受けは減少したが、債券引き受けは伸びた。
主力の個人・富裕層向け営業は苦戦が目立つ。新たな少額投資非課税制度(NISA)や富裕層ビジネスの拡大でここ数年は業績のけん引役となっていたが、4~6月期の部門売上高の合計は4%減だった。

まとめ
第1四半期決算結果は減収増益。
営業利益は3%増と微増だが、純利益は持分法による投資利益の計上もあり、30%増と大幅な増益となっている。
投資銀行部門はある程度収益を伸ばすことができているが、市場部門では収益を減らしている。
トランプ関税による相場急変で、個人営業は苦戦しているとのこと。
配当利回りは配当を「下限」である44円で計算したとしても、4.1%と高い値となっている。
最終的な配当金はさらなる上澄みも期待できる。
大和証券株はNISA成長投資枠で保有しており、保有を継続する。