株価チャート
25年4月にトランプショックの影響で26ドル付近まで売られている。
そこから徐々に株価は上昇しているが、トランプショック前の35ドルまでは株価は回復していない。
週足で見ると、コロナ禍の20年末には15ドルまで売られていたが、その後は23年に40ドルまで約2.6倍に上昇。
しかしその後は40ドルの天井を突破することができず、低迷が続いている。
日足チャート

週足チャート

会社概要
BP(ビーピー 英: BP plc、旧ブリティッシュ・ペトロリアム 英:The British Petroleum Company plc)は、イギリス・ロンドンに本社を置き、石油・ガス等のエネルギー関連事業を展開する多国籍企業。現在世界の石油関連企業の中でも特に巨大な規模を持つ国際石油資本、いわゆる「スーパーメジャー」と総称される6社の内の1社である。
スーパーメジャー
- エクソンモービル(2014年度・売上高3941億ドル)
- シェル(2014年度・売上高4211億ドル)
- BP(2014年度・売上高3587億ドル)
- シェブロン(2014年度・売上高2004億ドル)
- トタルエナジーズ(2014年度・売上高2361億ドル)
- コノコフィリップス(2014年度・売上高555億ドル)
WTI原油先物
イスラエル、アメリカのイラン攻撃による中東地域の緊張に伴い、25年6月に原油価格が急上昇している。しかしその後は事態の鎮静化により大きく下落。ただし直近では再び上昇傾向を続けている。
週足で見ると、コロナ禍の20年末には40ドル付近まで下落していたが、その後コロナ禍の鎮静化とともに原油価格は120ドルまで上昇。
その後は緩やかに下落を続けている。
日足チャート

週足チャート

売上高、営業利益


24年12月期
- 売上高:1,891億ドル
- 営業利益:65億ドル
- 営業利益率:3.4%
24年12月期は利益水準が大きく落ち込んでおり、営業利益率も3.4%と低い値となっている。
配当

- 配当金:1.92ドル
- 一株利益(24年12月期):0.03ドル
- 株価(7/14):32.64ドル
- 配当利回り:5.8%
- 配当性向:6,400%
配当利回りは5.8%と高い。
24年12月期は利益水準が低迷しており、それに伴い配当性向は非常に高い値となっている。
配当金 推移

配当利回り 推移

エネルギー大手は株主還元を積極的に行うことで有名で、BPも長期にわたって4~6%程度の高い配当利回りを維持している。
バランスシート



- 自己資本比率:20.9%
- 有利子負債比率:25.3%
自己資本比率はそれほど高いという訳ではないが20%は維持している。
また有利子負債比率は25%と低く抑えられており、財務構造的にはそれほど懸念はないか。
キャッシュフロー

2024年12月期
- 営業CF:272億ドル
- 投資CF:-132億ドル
- 財務CF:-72億ドル
営業CFについては272億ドル(約4兆円)という巨額のキャッシュを稼ぐことができている。
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2025年6月26日
ロイター
英石油大手シェル(SHEL.L), opens new tabは26日、英同業のBP (BP.L), opens new tabの買収について、買収提案を行っておらず積極的な検討もしていないとして全面的に否定した。また、英国の企業買収規則に基づき、今回の声明発表により今後6カ月間BPへの買収提案が禁じられることになると指摘した。
米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは25日、関係筋の話として、シェルがBP買収に向け交渉中だと報じていた。
これについてシェルは声明で「最近のメディアの憶測に対し、シェルはBPへの買収提案を積極的に検討していないことを明確にしたい。また、買収提案に関してBPに接触しておらず、協議も行っていないことを確認する」と説明した。
2025年4月30日
英BPが29日発表した2025年1〜3月期決算は、純利益が前年同期と比べ70%減の6億8700万ドル(約980億円)だった。米トランプ政権の動向で景気減速懸念が広がる中、ガス事業の収益が低迷した。原油価格の下落も重なり、石油関連事業の収益も悪化したことで大幅な減益となった。
ロイター
2025年2月11日
英エネルギー大手BP(BP.L), opens new tabが発表した第4・四半期決算は、利益が前年同期比61%減の11億7000万ドルとなった。精製マージンの悪化が響いた。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で利益が急減した2020年第4・四半期以来の低水準だった。
まとめ
2024年12月期は大幅な減益。
25年の第1四半期も、前年度比で大幅な減益となっている。ガス事業の収益低迷や、原油価格下落などが原因とのこと。
エネルギー大手は株主還元に積極的で、現在も配当利回りや約6%と高い。
ただしここまで業績が低迷する中で、今の水準の配当がどれだけ継続できるのかも不透明。
少なくとも現時点では、投資候補の一つとしてBPを加えるのは難しいか。