株価チャート
22年11月の190ドルを天井にしてやや下降トレンド。
一度23年3月に上昇しているが、170ドルを境に売り戻されている。
週足では、全体的に上昇トレンドは形成しているが、現時点では150~180ドルでもみ合っているような状況 。
日足チャート
週足チャート
売上高、営業利益
2022年12月期
- 売上高:2,357億ドル
- 営業利益:419億ドル
- 営業利益率:17.7%
昨季は大幅増益。
20年12月期は赤字転落してしまっていたがここにきて業績は急回復。
営業利益率も17%強と高い。
やはり資源高の恩恵を大きく受けているのだろう。
配当
- 配当:6.04ドル
- 株価(4/30):168.63ドル
- 一株利益:18.2579ドル
- 配当利回り:3.5%
- 配当性向:33.0%
配当利回りは一応は3.5%はあるけど、ただ配当銘柄として保有するのであれば4%は欲しいところ。
配当性向としてはじゅうぶんに低く問題無さそう。
連続増配35年。
バランスシート
- 自己資本比率:61.8%
- 総資産:2,577億ドル
- 負債合計(有利子負債+支払手形):233億ドル
自己資本比率は60%強と十分高い。
負債比率(総資産に占める負債の比率)も9%と低い。
財務構造は特に問題は無さそう。
キャッシュフロー
- 営業CF:496億ドル
- 投資CF:-121億ドル
- 財務CF:-249億ドル
キャッシュフローも特に問題なし。
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2023年4月28日
[ヒューストン 28日 ロイター] - 米石油大手シェブロンが28日発表した第1・四半期決算は予想を上回る増益となった。エネルギー価格の下落や石油・ガス生産量の減少を精製部門の収益が補った。
純利益は5%増の65億7000万ドルで、1株当たり3.46ドルとなった。ザックス・インベストメント・リサーチがまとめた市場予想は、1株利益が前年比横ばいの3.38ドルだった。
まとめ
利益財務構造は特に問題無さそう。
配当利回りは3.5%ともう少し欲しい所だけど、35年連続増配を考えるとこの水準でも許容範囲内か。
現時点のもみ合いの底値(150ドル付近)まで調整することがあるなら、そこで試し買いをしてもいいかな。