どう考えても、このまま企業Bに居続けるという選択肢はありえない。
今の労働環境は異常だし、そもそもとして私の最終目標は「企業や国に束縛されずに生きられる状態を作ること」にある。それを考えたときに、企業Bに居続けるという選択肢が、私の人生にとっても、そして私の最終目標(経済的自由)にとっても有効な戦略だとは思えない。
確かに企業Bで働きつづけたら給与は毎月入ってくるし、年に二回は賞与としてまとまった金額が入ってくる。生きていくことが何よりも大切なので、手元に生活を賄えるような資産や不労収入が無いのであれば企業Bで働き続けるという選択肢しかない場合もあるのかもしれない。人間は霞を食べては生きていけないので。
ただ、目標も持たずにただ生きていくことだけが本当に大切なのかな。そのような生き方をして、そして定年まで自分の人生において気力的にも体力的にも充実した時期を「意義を感じられない仕事」に費やしたとして、そのような人生を後悔してしまうことは本当に無いのかな。
そのような疑問が、いつも私の脳裏で渦巻いていた。
本当に大切なのは、
「ただ生きること」
ではなくて、
「意義のある人生を生きること」
にあるはず。
そのような人生を生きられないのだとしたら、そもそもとして生きていないのと同じなのではないの?
もし自分の中に「意義の感じられる目標」があるのなら、リスクを負ってでも前に進むべき時が人生にはあるような気がする。