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投資~日本株:KDDI(23年3月期 第1四半期決算)

 

 

株価チャート

 

22年5月の 4,600円を天井にしてさすがに売り戻されている。

現在は緩やかな下降トレンド形成中。

 

ここまで急ピッチに買われてきているので、3,800円くらいまでの調整はあるかもしれない。

 

 

日足チャート

 

週足チャート

 

 

23年3月期 第1四半期決算

決算発表日:2022年7月29日

 

売上高、営業利益

  • 売上高:+4.0%
  • 営業利益:-0.8%
  • 営業利益率:21.9%

 

増収減益。

ただ減益幅も0.8%と微小なのでほぼ利益は変わらずといったところか。

規制産業(携帯事業)だけあって、利益率は20%超え とえぐいものがある。

 

 

 

配当

  • 配当:135円
  • 株価(8/21):4,200円
  • 一株利益:314.92円
  • 配当利回り:3.2%
  • 配当性向:42%

 

ここ1年の株価上昇を受けて配当利回り3.2%まで低下。

配当性向は42%とそれほど高くないので、将来的な減配リスクはそれほどは無さそう。

 

 

 

一応20期連続増配中とのこと。

 

 

www.kddi.com

 

 

 

バランスシート

 

流動負債 借入金及び社債

 


流動負債における借入金及び社債はやや多め。

ただ、携帯事業からの安定的なキャッシュフローがあれば、これも特に問題にはならないのかも。

 

 

 

キャッシュフロー計算書

 

フリーキャッシュフローが約1,100億のマイナス、それに財務活動でも約1,200億のマイナス。

この四半期で計2,300億程度のキャッシュが流出していることになる。ただし、前年同時期もほぼ同じようなお金の動きなので、ビジネスにおける何らかの周期性なのかもしれない。

 

 

セグメント

セグメント利益

  • パーソナル:2,499億円
  • ビジネス:457億円

 

やはり個人向け事業(パーソナル)が売り上げ、利益ともに大きな比重を占めている。

 

 

 

株主優待

 

例えばKDDIの株を1,000株保有すると、5年未満の保有で5,000円相当のカタログギフト、5年以上の保有で10,000円相当のカタログギフトがもらえる。

 

www.kddi.com

 

 

株主優待利回りの計算結果は下記。

 

  ・1000株保有の場合

    5年未満:0.11%

    5年以上:0.23%

  ・100株保有の場合

    5年未満:0.71%

    5年以上:1.19%

 

 

100株を保有し続けるのが一番優待利回りが高くなる計算になる

さすがに株主優待での利回りはそこまでは高くないか。ただ100株なら保有してもいいかな。100株なら、現時点での株価で42万円程度で買えるので。

 

 

 

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www.nikkei.com

 

 

3,655万人に一律200円(税別)を支払うとのこと。

単純計算でトータル73億円の支払いになる。

 

 

 

まとめ

 

規制産業(携帯事業)を扱っているだけあって、利益構造は非常に優れている。財務構造も問題無さそう。

 

唯一のネックポイントはこの一年で株価が上がってしまい配当利回りが下がってしまっていること。市場要因での下落待ちかな。

 

ただ、株主優待狙いでとりあえず100株だけ買ってしまうというのもあり。

 

 

 

 

 

 

 

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