2022年7月4日の記事。
金融庁は資本金1円でも会社を設立できる「 合同会社」について登録を義務付ける。
設立要件が緩和された合同会社はスタートアップなど少人数の起業につながってきたが、一部では不正勧誘で出資者が損失を被る事例が出ていた。金融商品取引法に基づいて制度改正し、会社設立で出資を募る場合は登録を義務付ける。投資家の保護を徹底することで適切な起業環境を整備する。
概要
合同会社は2021年に新しく設立された法人の4社に1社を占めるほどになっている。だけど、会社を設立するといって電話やインターネット、SNSで一般の個人などに出資を募り、投資した資金が回収できなくなる問題が相次いでいるという。
だから投資家保護のために合同会社においても登録を義務制にするとのこと。
会社設立はするべき?
将来的に会社を辞めて独立するとして、それでも何かしらの 肩書は欲しいと思っていた。
ただの無職では周りから白い目で見られてしまうし、何らかの契約(賃貸契約等)を結ぶ際においても「職業欄」に何も書くものが無くなってしまう。
「自営業」でもいいのだろうけど、どうせなら「〇〇会社」のような肩書があると便利だろうぐらいに考えていた。
それに、会社を作るという経験自体が有用な経験となってくれるはず。
資本金1円で済むのならそれほどコストもかけずに会社を作れるのだし、試す価値はあるかなと思っていた。
だけど、そもそも会社設立のメリットは他にあるのだろうか。
単に「肩書のため」だけではあまり意味は無い。
1円起業といっても、それは単に資本金が1円というだけで会社設立のためには20万円ほどの費用(定款作成、登記)が発生するらしい。
その上、会社設立のメリットが「社会的信用が高まるために優秀な人材を確保しやすい」ということだとしたら、私にはそれほどメリットは無いことになる。
私は飽くまでも個人としての活動にこだわろうと考えていた。
ある程度事業を広げていきたいという思いがあるのなら会社設立(合同会社)もありなのだろうけど。。
やはり、やるとしても開業届を出して「個人事業主」になって、一応「個人事業主」という肩書だけは確保することくらいかな。