アップル、半導体確保で優位、10~12月最高益、購買力が武器 iPhone売上高9%増。
2022/01/29 日本経済新聞
”米アップルが半導体などの供給制約問題の峠を越えた。27日に発表した2021年10~12月期決算はスマートフォン「iPhone」の販売を伸ばし、売上高と純利益はともに過去最高になった。産業界全体の半導体不足は少なくとも22年後半まで続く見通しだが、アップルは高い購買力を強みにサプライチェーン(供給網)の混乱からいち早く抜け出しつつある。”
アップルが27日に2021年10~12月期決算を発表。
売上高、純利益ともに過去最高になったとの記事。
21年10~12月期決算
- 売上高:1239億4500万ドル(前年同期比11%増)
- 純利益:346億3000万ドル(20%増)
この会社の売上高は約1240億ドルなのだけど、そのうちの 716億ドル をiPhoneが占めているとのこと。
iPhoneの第一世代が発売されたのが2007年1月9日なので、それから15年たった今でもそのiPhoneが莫大な利益を生みだしている。
そう考えると、 「iPhone」という概念を生みだしたジョブズはやっぱりすごいんだなとつくづくと思う。今から15年前なんてスマホなんてものは無かったし、そのスマホを誰もが持つ時代が来るなんて誰にも想像できなかった。
きっと、ジョブズも今のような未来を想像していたのではなく、単純に
「私だったらこんな製品が欲しい」
という思いだけだったのかもしれない。
それをひたすらに追求した結果が15年後の未来を作り出したんだろうね。