ここも他の3つと同じように「日本の僻地」に位置している。
だけどさすがに「知床」よりは行きやすいのではなのか。少なくとも本州にあるのだから。ということで、白神山地への交通手段も少し調べてみる。
交通アクセス│白神山地ビジターセンター│世界自然遺産 白神山地
距離的には弘前市からの方が近そう。
とりあえず青森からの移動手段を調べよう。
移動手段
青森駅から電車とバスを乗り継いで、時間は約1時間40分。運賃は1,690円。
この程度なら十分日帰りで行くこともできそうかな。
弘前からだと約50分バスに乗るだけで行ける場所にあるのか。運賃的にも非常にリーズナブル。
知床への交通手段を調べた後なので、これだけでとても良心的な距離に感じる。
そもそも白神山地とは?
そもそも「白神山地」には何があるのか。
正直「世界自然遺産であること」以外の情報を持っていない。
白神山地とは
”白神山地は、秋田県北西部と青森県南西部にまたがる約13万haに及ぶ広大な山地帯の総称です。
ここには人為の影響をほとんど受けていない 世界最大級の原生的なブナ林が分布し、この中に多種多様な動植物が生息・自生するなど貴重な生態系が保たれており、1993年(平成5年)12月に世界遺産(自然遺産)に登録されました。”
白神山地とは|白神山地ビジターセンター|世界自然遺産 白神山地
世界最大級の原生的なブナ林か。
逆に言うとブナ林しかないのだとしたら、私にとってはただの山と変わらないことになる。でも世界自然遺産に登録されるくらいだから、そこには何かしらの価値があるのだろう。それが何かは行ってみないと分からない。
大自然の近くに住む
知床、白神山地と交通手段を色々と調べる中で、
「大自然の近くに住むのだとしたら、別に世界自然遺産の近くである必要はないかな」
と少し感じている。
確かに、世界自然遺産は現在日本に4か所しかないのだから一度は行って見たいとは思う。
それに、世界自然遺産の近くに住むということに不思議な魅力を感じるのも確か。毎日の日常の中に「世界自然遺産」があるという生活も想像すると少しワクワクもする。
青森県の「住みここちランキング2021」を見ると白神山地に近い弘前市が1位となっていて、次のように紹介されている。
" 弘前市は、県の西部に位置し、県内人口は青森市、八戸市に次ぐ3番目で弘前藩の城下町として栄えた歴史ある街だ。桜の名所である「弘前城」や「弘前ねぷたまつり」が有名。りんごの生産量が日本一であることも知られている。
自治体担当者は「 歴史的建造物が数多く残るレトロモダンな街並みが魅力です。また、春のさくらまつり、夏のねぷたまつり、秋の弘前城菊と紅葉まつり、冬の弘前城雪燈籠まつりなど、四季の移ろいを楽しむイベントには多くの市民・観光客が訪れます。市街地には住宅や店舗、医療機関が多いため利便性が高く、郊外へ出ると豊かで美しい自然に触れ合うことができる暮らしやすい街です」と話す。
居住者からは「車で10分圏内にデパートや大型スーパー、ホームセンター、映画館や娯楽施設があります。飲食店も多く、銀行や郵便局、公共施設もあり、生活に不便は感じません」(57歳女性)や「自然がいっぱいで、静かでのどか、子供を安心して遊びに行かせることができます。コンビニ、スーパー、薬局、学校が全部近くにあり満足です」(41歳女性)といったコメントが寄せられた。"
青森県の「住みここちランキング2021」発表 青森市、おいらせ町を抑えての1位は?:大東建設が調査(1/2 ページ) - ITmedia ビジネスオンライン
このような地方都市に住んでみるのも悪くないかなと思うのも事実。
ただ、何よりも4か所とも僻地過ぎて毎日の生活に支障が出てしまいそう。それにいざという時に簡単に関東に戻って来れない。
例えば、白神山地の近くだからという理由だけで青森に生活の拠点を移すとする。
羽田空港から青森空港まで運賃だけで34,690円。往復だと69,380円。旅費だけで 7万もかかることを考えると、何か実家の急用で関東に戻らなければならない時に簡単に戻ってこられない。
そうなると、大自然の近くに住むとしても次の3つの条件が必須になるかな。
- 関東圏に近いこと
- 日常の生活に支障をきたさないこと
- 大自然に近いこと
そんな都合のいい場所がどこかに無いかな。。