日本にある世界自然遺産の一つ「知床」。
そもそも、その知床に行くにはどのような手段があるのか。
札幌から知床への行き方
"札幌から知床(ウトロ)へ向かう場合、JRもしくは飛行機で網走方面・女満別空港へ向かい、その後バスやレンタカーを利用するのが一般的です。また1日1往復、直行便のバスも運行(知床行きは夜行便、札幌行きは昼行便)。車を利用する場合は400kmを超える長距離、7時間程度必要となります。"
知床の観光・アクセス情報 | 【公式】ひがし北海道トラベルラボ
例えば札幌に生活の拠点を置くとする。
その札幌から知床に行くには基本的には次の3つらしい。
- 札幌→(飛行機)→女満別空港→(バス)→知床
- 札幌→(電車、バス)→知床
- 札幌→(車、夜行バス)→知床
ルート1
札幌から飛行機で女満別空港を経てバスで知床に向かうルート。
そもそも札幌から女満別空港まで飛行機を使っても2時間もかかる。運賃は片道25,820円。
その上、女満別空港から知床に向かうのに2時間かかる。運賃は片道3,300円。
トータルで 約4時間。29,120円。
飛行機を使って運賃が高いわりにそれほど時間を短縮できていない。飛行機はJAL便なので株主優待を使えば12,000円くらいは安くなるだろうけど、それでも片道17,000円くらいの運賃は発生しそう。
ルート2
札幌からそのまま 電車を乗り継いで知床に向かうルート。
時間は 約6時間40分。運賃は11,440円。
7時間近く電車に乗り続けるのか。運賃は飛行機よりも大分安くはなるけど、飛行機でも4時間かかることを考えると、その3時間のために約2万円を支払うかという問題になるのか。
しかも、知床斜里という駅から実際の知床国立公園まではまだ距離があるようなので、そこからの移動(バス)も考える必要がありそう。そこで約1時間(1,650円)の移動時間が発生する。
ルート3
札幌から夜行バスを使って、直接知床に向かうルート。
札幌から知床まで約7時間30分。運賃は8,400円。
さすがに時間がかかる。夜行バスになるので、当然夜間はバスの中で寝ることになる。ある意味では時間の有効活用なのだろうけど、夜間バスできちんと寝られたという記憶があまりない。寝不足となってしまうと、次の日の行動にも影響しそう。
札幌発 ~ 知床行きの高速バス・夜行バス予約【バス比較なび】
さすがに広大な北海道だけあって、どのルートで行っても時間、費用ともに多大にかかってしまう。
個人的にはルート1の飛行機ルートかな。
ルート2(電車に7時間乗り、その後にバスに1時間も乗り続ける)はさすがにつらすぎる。